~フリーランスの皆様へ~

フリーランス保護法の施行を背景とした
育児介護等への配慮義務への対応について

株式会社LASSIC
代表取締役社長 若山 幸司

2024年11月1日より、「特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律(フリーランス保護法)」が施行されることを受け、当社は、フリーランスの皆様が安心して働ける環境づくりに取り組んでおります。

当社では、フリーランス保護法で定められた「妊娠、出産、育児または介護(育児介護等)と業務の両立に対する配慮義務」に対して、以下の対応方針に基づき、皆様の就業環境の整備を図っております。

1 当社における育児介護等への配慮義務への対応方針

当社では、当社とフリーランスの皆様との取引状況を踏まえ、下表のとおり、対応してまいります。

当社とフリーランスの皆様との取引状況 当社の対応方針
(1)

(1) 6か月以上(注1・注2)の期間、継続して当社との業務委託契約に基づき、当社に対して役務提供をしているフリーランスの皆様

注1:契約の更新により6か月以上の期間継続して行うこととなる業務委託を含みます

注2:単一の基本契約を締結している場合は、基本契約を締結した日から基本契約が終了するまでの期間を指します

フリーランスの方々からのお申出を受付け、育児介護等と業務を両立できるよう、検討いたします。(注3・注4)

注3:検討の結果、配慮をやむを得ず実施できない場合は、実施できない理由をご説明させていただきます

注4:お申出があったこと、配慮されたことのみを理由とした契約の解除その他の不利益な取扱いはいたしません

(2)

6か月未満の間、当社との業務委託契約に基づき、当社に対して役務提供をしているフリーランスの皆様

フリーランスの方々からのお申出を受付け、育児介護等と業務を両立できるよう、検討いたします。(注5)

注5:可能な限り、(1)のフリーランスの方々と同じよう、配慮させていただきます

2 育児介護等と業務の両立に向けた取り組み

当社では、フリーランスの皆様において、育児介護等を背景とした業務調整等のお申出に対し、例えば以下のような検討をいたします。

<具体例>
お申出の内容 当社の取り組み
つわりにより急に業務に対応できなくなる可能性がある。 一時的なバックアップ体制の構築について、関係者に協力依頼する等、可能な限り調整を図ります。
子の急病により予定していた作業時間の確保が難しくなったため、成果物の提出が僅かに遅れそうだ。 成果物の提出期日を僅かに後ろ倒す余地がないか、関係者と相談し、可能な限り調整を図ります。
介護のため特定曜日は会議への出席が難しくなった。 業務連絡の手段や作業進捗の確認方法について見直し余地がないか、関係者に協力依頼する等、可能な限り調整を図ります。

3 育児介護等の配慮に関するお申出の受付・対応

当社では、育児介護等の配慮に関するお申出の受付に対して、以下の対応手順に従い、ご対応いたします。また、フリーランスの皆様が以下の申出をしたことまたは配慮を受けたことのみを理由に契約の解除その他不利益な取り扱いを行うことはありません。

4 相談窓口の設置

当社では、育児介護等の配慮に関する相談窓口を設けております。育児介護等の配慮に関するお申出については、下記の相談窓口宛にご相談ください。

【育児介護等の配慮に関する相談窓口】

当社にとって、フリーランスの皆様は大切なパートナーです。当社は、法令遵守をはじめ、コンプライアンスの実践を通じて、皆様との良好で、持続的かつ発展的な関係構築を目指しております。育児介護等と業務の両立についてお困りの場合、上記の対応方針に従い、適切に配慮するよう努めさせていただくため、ぜひ育児介護等の配慮に関する相談窓口までご連絡ください。

以上