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    サーバーサイドフリーランスという選択肢|場所より、スキルで選ばれる働き方へ

    サーバーサイドフリーランスという選択肢。場所より、スキルで選ばれる働き方へ。
    サーバーサイドフリーランスという選択肢 リモートワーク案件
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    「フリーランスに興味はあるけれど、踏み出すタイミングがわからない」——そう感じているサーバーサイドエンジニアの方は少なくありません。

    サーバーサイド開発は、業務の性質上、成果物がコードやドキュメントとして可視化しやすく、場所を問わない働き方との相性がよい職種です。総務省の調査によれば、情報通信業のテレワーク導入率は94.3%と全産業平均(47.3%)の約2倍に達しており、リモートワーク案件の選択肢も広がっています。

    この記事では、経済産業省・厚生労働省・総務省などの公的データをもとに、サーバーサイドフリーランスという働き方の実態を解説します。報酬水準・求められるスキル・移行時の不安への向き合い方まで、具体的な視点でまとめました。

    この記事でわかること
    • サーバーサイドエンジニアがフリーランスに向いている構造的な理由
    • 厚生労働省・経済産業省データで見るエンジニアの報酬水準の実態
    • 総務省調査で示される情報通信業のリモートワーク浸透度
    • フリーランス移行でよく聞かれる不安と、それに対する実態
    • Remoguでリモートワーク案件を探す際の視点
    Answer
    サーバーサイドエンジニアのスキルは、フリーランスとリモートワークという働き方に、構造的にマッチしています。業務の性質上、成果物がコードやドキュメントとして可視化しやすく、場所を問わない働き方との相性がよいためです。厚生労働省の調査では、システムエンジニアの平均年収は正社員で約557〜684万円(職種別)とされています。フリーランスは報酬水準が個人のスキルと実績に直接連動するため、経験を重ねたエンジニアにとって選択肢として検討する価値があります。

    サーバーサイドエンジニアがフリーランスに向いている、本当の理由

    サーバーサイドフリーランスエンジニアのリモートワーク

    フリーランスという働き方は、職種を選びます。飲食店のホールスタッフがフリーランスをしようとしても、現場に常駐することが前提なので、場所の自由はほぼありません。でも、サーバーサイドエンジニアは違います。

    サーバーサイドの業務は、コードを書き、テストを走らせ、レビューを受けるというサイクルで回っています。その大半は、インターネットとノートPCがあれば完結します。クライアントとのやりとりもSlackやZoomで代替できる。成果物はGitHubにプッシュすれば届く。「どこにいるか」が問われにくい職種の代表格が、このサーバーサイドエンジニアです。

    もうひとつ大きな理由があります。IT人材の需要構造です。

    最大79万人 2030年に予測されるIT人材不足(経済産業省)

    若年人口の減少が続く一方、企業のDX投資は拡大しています。スキルを持つエンジニアが「選ばれる」構造は、今後も続くと見込まれます。

    出典:経済産業省「IT人材需給に関する調査」(2019年4月)

    IT人材が不足している市場では、エンジニア個人の交渉力が高まります。正社員という形で会社に属するだけが選択肢ではなく、業務委託という形でプロジェクトに参画することも、現実的な選択肢になっています。

    サーバーサイドエンジニアは、技術力という「スキルの可視化しやすさ」と、リモートで完結しやすい「業務の性質」という2つの条件を持っています。フリーランスという働き方と、これほど相性のよい職種は多くありません。

    報酬水準の実態。正社員との比較で見えてくること

    フリーランスに興味を持つエンジニアが最初に気になるのは、「報酬はどれくらい変わるのか」という点でしょう。ここでは、国が公表しているデータをもとに整理します。

    正社員エンジニアの年収水準(厚生労働省調査)

    職種区分 平均年収 平均月収 参考:平均年齢
    SE・プログラマー(業務用システム) 約557万円 約38.6万円 38歳
    SE・プログラマー(基盤システム) 約684万円 約47.75万円 40歳前後
    プログラマー(Webサービス系) 約557万円 38歳
    全給与所得者(参考) 約458万円
    出典:厚生労働省「職業情報提供サイト jobtag」(令和5年賃金構造基本統計調査ベース)/国税庁「令和4年分 民間給与実態統計調査」

    全給与所得者の平均と比べると、システムエンジニアは約100〜226万円高い水準にあります。ITエンジニアは、そもそも市場での評価が高い職種です。

    では、フリーランスになるとどう変わるのでしょうか。フリーランスの報酬は個人のスキル・実績・稼働量によって大きく異なるため、一概に「○万円」とは言えません。ただし、経済産業省の調査が示す「スキル水準による報酬差」のデータは参考になります。

    スキル区分(ITSSレベル) 報酬レンジの目安 特徴
    レベル1〜2(基礎〜実践) 420万円〜 実務経験を積み始めた段階
    レベル3〜4(応用・先進) 600万〜800万円台 独立した設計・開発が可能な段階
    レベル5以上(専門家) 950万円〜1,000万円超も 領域の専門家として上流工程を担う
    出典:厚生労働省「職業情報提供サイト jobtag」における職種別スキルレベルと年収レンジの関係(参考値)
    ※フリーランスの報酬は業務委託契約の月額単価で設定されることが一般的です。社会保険料・税金は自己負担となるため、正社員との単純比較には注意が必要です。実態は個人の条件によって異なります。

    報酬水準が個人のスキルに直結する構造は、裏を返せば「スキルを上げた分だけ報酬に反映されやすい」ということを意味します。年功序列の賃金カーブを待たずに報酬を動かせる点が、フリーランスを選ぶエンジニアの理由のひとつになっています。

    情報通信業とリモートワーク。数字が示す「向いている業種」の事実

    情報通信業のリモートワーク・テレワーク導入率

    「フリーランスになってもリモートで働けるのか?」という疑問は、多くのエンジニアが持っています。ここは、国の調査データが明確に答えを出しています。

    94.3% 情報通信業でテレワークを「導入している」企業の割合

    全産業平均は47.3%。情報通信業は他業種を大きく上回り、突出した導入率を示しています。

    出典:総務省「令和6年 通信利用動向調査(企業編)」(2025年5月公表)

    この数字は、情報通信業の9割超の企業がテレワークを制度として持っているということを示しています。フリーランスとして業務委託で参画する場合も、クライアント企業がテレワークに対応している確率が非常に高い状態です。

    ただし、「テレワーク導入率が高い=すべての案件がフルリモート」ではありません。案件ごとにリモート比率は異なり、週1〜2回の出社を求めるケースもあります。Remoguでは、フルリモート案件とハイブリッド案件(一部出社)の双方を掲載しています。

    Remoguの公開案件数:3,790件(うちフルリモート1,428件)。フルリモート以外のハイブリッド案件も多数掲載しています。自身の希望条件に合わせてご確認ください。

    リモートワークを「続けたい」エンジニアが多い理由

    内閣官房が実施した「フリーランス実態調査」(令和2年)では、フリーランスという働き方を選んだ理由として、「自分の仕事のスタイルで働きたいため」が約6割、「働く時間や場所を自由とするため」が約4割という結果が出ています。

    時間と場所の自由は、フリーランスを選ぶ動機の上位に位置しています。とりわけサーバーサイドエンジニアにとって、業務の性質がリモートに適しているという事実は、この動機をより実現しやすくしています。

    出典:内閣官房日本経済再生総合事務局「フリーランス実態調査結果」(令和2年5月)

    求められるスキルセット。技術力の先に必要なもの

    サーバーサイドフリーランスとして案件を獲得するには、どのようなスキルが求められるのでしょうか。技術スキルと、それ以外のスキルに分けて整理します。

    技術スキル

    カテゴリ 代表的なスキル・技術 備考
    バックエンド言語 Java、PHP、Python、Ruby、Go、Node.js 複数言語への対応力が市場価値を高める
    フレームワーク Spring Boot、Laravel、Django、Ruby on Rails、Express フレームワーク経験は案件適合率に直結
    データベース MySQL、PostgreSQL、MongoDB、Redis 設計・チューニング経験があると評価が高い
    クラウド・インフラ AWS、GCP、Azure、Docker、Kubernetes クラウドネイティブへの対応が加速中
    API設計・開発 REST API、GraphQL、OpenAPI マイクロサービス化の流れで需要が増加

    技術以外のスキル

    フリーランスとして継続的に案件を獲得するには、技術力だけでなく、コミュニケーション能力とドキュメンテーション能力が重要です。リモートワーク環境では、認識のずれが成果物の品質に直結するため、「書いて伝える力」の価値が上がっています。

    スキル フリーランスにおける重要度 理由
    ドキュメント作成 ★★★★★ リモートでは口頭確認の機会が減る。設計書・仕様書・READMEの質が成果物の評価を左右する
    非同期コミュニケーション ★★★★☆ テキストで的確に意図を伝える能力。Slack・Notionなどのツール活用も含む
    スケジュール管理 ★★★★☆ 複数案件の掛け持ちや期日管理は自己責任。進捗の可視化能力が信頼につながる
    見積もり・報酬交渉 ★★★☆☆ 自分の稼働量と報酬を交渉できる基礎知識。フリーランス新法(2024年施行)の理解も重要

    フリーランス移行のよくある不安と、実態

    フリーランス移行の不安と実態を確認するエンジニア

    フリーランスを検討するエンジニアからよく聞かれる不安は、大きく5つに絞られます。それぞれに対して、データや実態を整理します。

    1. 1
      「収入が不安定になるのでは?」 内閣官房「フリーランス実態調査(令和2年)」では、フリーランスを選んだ理由の上位に収入面は入っておらず、働き方の自由が主な動機でした。一方で、同調査では「収入が少ない・安定しない」がフリーランスとして働く上での障壁として約6割が回答しています。収入の安定性は、契約期間の長さや複数案件の確保によって変わります。
    2. 2
      「社会保険や年金はどうなるの?」 フリーランスは国民健康保険・国民年金に加入することになります。正社員時代に会社が折半負担していた保険料を全額自己負担する点が大きな違いです。報酬水準を考える際には、この差分を含めた「手取りの実額」で比較することが重要です。
    3. 3
      「案件が途切れたら?」 2024年11月に施行されたフリーランス新法(特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律)により、発注側の書面交付義務・報酬の支払い期日など、フリーランスを守る法律が整備されました。法的な基盤が整いつつある一方、案件の継続性は自身の実績とスキルに依存します。
    4. 4
      「確定申告などの手続きが面倒そう」 フリーランスには確定申告・インボイス対応などの事務作業が発生します。ただし、会計ソフトの普及により、専門的な知識がなくても処理できる環境は整っています。開業届と青色申告の申請は早期に行うことで税制上のメリットを受けやすくなります。
    5. 5
      「スキルが陳腐化しないか?」 経済産業省「IT人材需給に関する調査」では、IT市場の構造がクラウド・AI・ビッグデータを中心とした「先端IT人材」にシフトしていると指摘されています。フリーランスは複数プロジェクトに参画することで、特定の技術スタックに閉じず幅広い経験を積みやすい面もあります。

    リモートワーク案件を選ぶときの視点

    実際に案件を探す際、何を確認すれば良いのでしょうか。チェックしておきたい条件を整理します。

    確認項目 確認ポイント 注意点
    リモート比率 フルリモート/週何日出社か 「原則リモート」でも月1回の対面MTが必要な場合がある
    稼働時間 月何時間の稼働を想定しているか 精算幅(例:140〜180時間)の設定を確認する
    契約形態 準委任契約か請負契約か 準委任は時間・成果で精算。請負は成果物の完成責任を負う
    契約期間・更新 初回契約期間と更新頻度 3〜6ヶ月ごとの更新が一般的。長期継続可能かを確認
    技術スタック 使用言語・フレームワーク・クラウド環境 自分の経験年数・得意領域との一致度を事前に確認
    コミュニケーション手段 Slack・Zoom・Notionなどの利用状況 非同期コミュニケーションが中心かを確認する

    リモートワーク案件の選択で重要なのは、「フルリモートかどうか」だけでなく、稼働時間・契約形態・技術スタックの組み合わせで自分のキャリア設計に合っているかを確認することです。条件の一つひとつが、長期的な働きやすさに影響します。

    スキルを活かして、働く場所を選ぶ時代へ

    サーバーサイドエンジニアとして積み上げてきたスキルは、場所を選ばない武器です。コードを書く力は、オフィスに行かなくても使えます。設計する力は、どこにいても発揮できます。

    総務省の調査が示す情報通信業のテレワーク導入率94.3%(令和6年)、経済産業省が示す2030年最大79万人のIT人材不足という数字は、「エンジニアが選ばれる側にいる構造」が続くことを示しています。

    フリーランスという選択は、リスクをゼロにする魔法ではありません。でも、「スキルがある」という土台がある人にとっては、働き方の選択肢を広げる現実的な手段になります。

    Remoguには、リモートワークに対応した案件を多数掲載しています。まずは、どんな案件があるか見てみることから始めてみてください。「案件を探す」というそのアクションが、次の働き方の最初の一歩になります。

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    Remoguは、株式会社LASSICが運営する、ITエンジニアに特化したフルリモートワークの案件サイト(エージェントサービス)です。90%以上の案件がフルリモート可能で、地方在住者や副業・フリーランスが、場所にとらわれず東京などの都市部の高単価案件を獲得できるのが特徴です。

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