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    富山在住エンジニアの仕事と報酬を変える選択肢——地元を離れずに、東京案件を取る方法

    北陸の冬は、東京より少し長い。雪の朝、通勤の必要がないまま自室でSlackを開き、立山の稜線を横目に仕事を始める。——富山在住のエンジニアにとって、そんな一日が「普通」になりつつあります。

    「富山でエンジニアとして働きたい。でも、案件が少ない。年収が上がらない。東京に出ないといけないのか」——そんな悩みを抱えている人は、少なくないはずです。

    でも、少し視点を変えてみると、状況は大きく違って見えてきます。

    富山に住みながら、東京の案件に参画できる時代になっています。住み慣れた街で暮らし続けながら、都市圏と同水準の報酬を得る選択肢が、今、現実になっているのです。この記事では、富山在住エンジニアの仕事・案件・報酬の実態から、リモートワークが切り拓く新しいキャリアの可能性まで、公式データをもとに整理します。

    ✓ 富山県のエンジニア市場の現状と課題を、公式統計データで把握できる

    ✓ 富山在住でも東京案件に参画できる「フリーランス×リモートワーク」という選択肢を知ることができる

    ✓ Remoguの報酬データをもとに、地方エンジニアの報酬改善の可能性を確認できる

    Q. 富山在住エンジニアが仕事・報酬を改善するには?

    A. フリーランスとしてリモートワーク案件に参画する方法が有効です。富山のエンジニア正社員平均年収は約468万円(求人ボックス調べ)ですが、Remoguの2024年調査によるフリーランスエンジニアの平均月額報酬は約76.5万円(年換算約918万円相当)と大きな差があります。富山県では2024年3月に「富山県デジタルによる変革推進条例」を制定し、DX人材需要が高まっています。リモートワーク可能な案件を活用することで、地元に住みながら都市圏水準の報酬を得ることができます。

    【目次】

    富山県のエンジニア仕事の現状——「ものづくり県」からデジタル県へ

    富山県は製造業が盛んな「ものづくり県」として知られますが、2024年に「富山県デジタルによる変革推進条例」を制定し、DX推進を加速させています。IT・情報通信業の案件数は限られており、地元エンジニアは報酬面での課題を抱えやすい状況です。しかし、リモートワーク案件の活用により、この構造的な格差を超える選択肢が生まれています。

    出典:富山県公式note「生き残りをかけた変革」(2024年12月)

    富山県の産業構造とIT人材の位置づけ

    富山県の全産業従業者数は508,283人(令和3年経済センサス活動調査)で、最も多いのは製造業(131,286人、25.8%)です。富山は人口1万人あたりの製造業事業所数が全国3位という「ものづくり県」ですが、IT・情報通信業の存在感は相対的に低い状況です。

    一方で、富山県は2024年3月に「富山県デジタルによる変革推進条例」を制定。2024年11月には「富山県DX・働き方改革推進計画」を策定し、地域全体でのDX推進を本格化させました。オンライン上で申請可能な県の手続きは、2020年から2024年にかけて約40倍(102件→約4,000件)に増加しています。

    出典:富山県公式note「生き残りをかけた変革/富山県庁DXの現在地。」(2024年12月)https://toyama-pref.note.jp/n/n7a254850ced8

    富山のエンジニア報酬の実態

    富山県のシステムエンジニア平均年収は約468万円とされています(求人ボックス、2026年1月集計)。これは全国のシステムエンジニア平均年収(約518万円)を下回っており、50万円の差があります。富山県全体の平均年収は443万円(厚生労働省「賃金構造基本統計調査」2022年)で、都道府県別ランキングでは28位となっています。

    【富山県エンジニア報酬と全国平均の比較】
    比較項目富山県全国平均
    SE平均年収約468万円約518万円
    全職種平均年収443万円(2022年)約458万円
    IT・通信業種平均年収(北信越)約400万円(2024年)約434万円
    Remoguフリーランス平均月額報酬地域問わず参画可約76.5万円/月

    出典:求人ボックス給料ナビ(2026年1月集計)、厚生労働省「賃金構造基本統計調査」(2022年)、doda「平均年収ランキング」(2025年)、Remogu「フリーランスエンジニア職種別・言語別の月額報酬ランキング調査」(2024年)

    富山でエンジニアが仕事を見つける4つの方法

    富山在住のエンジニアが仕事を探す際に、現実的な選択肢は大きく4つあります。それぞれの特徴と報酬水準を整理します。

    【富山在住エンジニアの働き方比較】
    働き方特徴報酬水準リモート可否
    地元IT企業(正社員)安定雇用。案件数は限定的年収400〜550万円程度一部可
    SES・客先常駐(正社員)県内外企業に派遣型参画年収400〜600万円程度案件による
    フリーランス(地元案件)案件数が少なく競争激化月額40〜60万円程度限定的
    フリーランス(リモート)全国・都市圏案件に参画月額60〜100万円以上フルリモート可

    ※編集部調べ。報酬は経験・スキルにより大きく異なります

    「地元限定」という条件の外し方

    富山在住エンジニアが直面する最大の課題は、「地元案件が少ない」という構造問題です。しかし、これは仕事の探し方を変えることで解決できます。

    リモートワーク可能な案件を対象に広げれば、富山に住みながら東京・大阪・名古屋などの企業案件に参画できます。Remoguが扱う公開案件は3,790件(うちフルリモート1,428件)。地理的な制約を取り除いた瞬間、案件の選択肢は大幅に広がります。

    富山在住エンジニアのフリーランス報酬——最新データで見る現実

    Remoguが2024年に公開したフリーランスエンジニアの報酬調査(対象:2023年1月〜2024年2月発生の案件2,450件)によると、職種別・言語別の月額報酬の実態が明らかになっています。

    職種別月額報酬ランキング(2024年版 上位)

    【フリーランスエンジニア 職種別月額報酬ランキング(2024年版・上位)】
    順位職種月額報酬(目安)前回比
    1位CTO / VPoE / テックリード約98.9万円+約5万円
    2位以下モバイル系(iOS/Android)大幅上昇+9万円以上
    全体平均上位12職種平均約76.5万円+約3万円

    出典:Remogu「【2024年度最新】フリーランスエンジニア職種別・言語別の月額報酬ランキング調査」(対象:2023年1月〜2024年2月、n=2,450件)

    月額76.5万円と年収468万円——その差の意味

    フリーランスとして月額76.5万円の案件に参画すると、年換算で918万円相当になります。富山のSE平均年収(約468万円)との差は450万円。同じスキルを持つエンジニアが、働き方を変えるだけでこれだけの差が生まれる可能性があります。

    もちろん、フリーランスには社会保険料の自己負担や案件の不安定さといったリスクもあります。しかし、経験を積んだエンジニアにとって、「リモートワーク×フリーランス」という選択肢は、報酬面での大きな可能性を秘めています。

    フリーランスになると、健康保険・年金は国民健康保険・国民年金への切り替えが必要です。月額報酬が高くなるほど社会保険料の負担も増えますが、青色申告(最大65万円控除)や経費計上(通信費、書籍費、機器代など)の活用で節税が可能です。

    富山県のDX推進と地方エンジニアへの追い風

    富山在住エンジニアにとって、現在はある意味でチャンスの時期でもあります。国と地域の両方から、DX人材需要が高まっているからです。

    富山県のDX施策が生む「デジタル人材需要」

    • 2024年3月:「富山県デジタルによる変革推進条例」制定
    • 2024年9月:富山県庁に「業務DX相談窓口」を開設
    • 2024年11月:「富山県DX・働き方改革推進計画」策定(概ね5年間の方針)
    • 富山大学と連携したデータサイエンス教育の拡充
    • 富山県立大学に「DX教育研究センター(仮称)」の整備

    県内企業のDX需要が拡大する一方、地元のIT人材供給は追いついていない状況です。この「デジタル人材ギャップ」は、エンジニアにとって交渉力を高める条件となります。

    出典:富山県「デジタル化推進室 デジタル戦略課」公式ページ(2025年3月更新)https://www.pref.toyama.jp/102001/kensei/kenseiunei/kensei/soshiki/20/102001.html

    情報通信業はテレワーク実施率56.3%

    パーソル総合研究所「第十回・テレワークに関する調査」(2025年7月実施)によると、全国のテレワーク実施率は22.5%(正社員ベース)。業種別では「情報通信業」が56.3%と突出して高い水準を維持しています。職種別では「IT系技術職」が58.3%と高い実施率を記録しています。

    また、テレワーク継続希望者の割合は82.2%と過去最高を更新。テレワーク実施者の8割以上が「続けたい」と回答しており、リモートワーク案件の需要は長期的に維持されると見られています。

    出典:パーソル総合研究所「第十回・テレワークに関する調査」(2025年7月実施)

    Remoguに参画できる職種とスキル——「自分は対象?」を確かめる

    Remoguはすべてのエンジニアに向いているわけではありません。逆に言えば、「向いている人」は明確です。まずは自分のスキルと職種が当てはまるかどうかを確認しましょう。

    Remoguの案件比率が高い職種(2024年調査)

    Remoguが企業からお預かりしている案件を職種別に集計すると、サーバーサイドエンジニアが全体の40%で1位となっています(2024年調査)。次いでフロントエンド、インフラ・クラウド系が続きます。以下の職種に該当する方は、参画できる案件の選択肢が広い傾向にあります。

    【Remogu 職種別案件比率・技術スタック・報酬目安(2024年)】
    職種案件比率の目安求められる技術スタック例月額報酬目安
    サーバーサイドエンジニア最多(全体の40%)Java、Python、Go、Ruby、PHP、Node.js など60〜90万円
    フロントエンドエンジニア高いReact、Vue.js、TypeScript、Next.js など55〜80万円
    インフラ・クラウドエンジニア高いAWS、GCP、Azure、Terraform、Docker など70〜90万円
    モバイルエンジニア(iOS/Android)中〜高い(報酬上昇中)Swift、Kotlin、Flutter、React Native など70〜90万円以上
    PM・テックリード・CTO/VPoE少ないが最高単価技術選定・チームマネジメント・アーキテクチャ設計約98.9万円(1位)

    出典:Remogu「【2024年度最新】フリーランスエンジニア職種別・言語別の月額報酬ランキング調査」(2024年、n=2,450件)

    「自分はRemoguに向いている?」チェックリスト

    以下の項目に複数当てはまる方は、Remoguの案件と高い親和性があります。

    • ☑ ITエンジニアとしての実務経験が3年以上ある
    • ☑ 上記の職種(サーバーサイド・フロントエンド・インフラ・モバイルなど)のいずれかに該当する
    • ☑ 自宅に安定したインターネット環境(光回線推奨)がある
    • ☑ テキスト・チャット・ビデオ会議を使った非同期・オンラインコミュニケーションに抵抗がない
    • ☑ 業務委託(フリーランス)契約の仕組みを理解している、または理解する意思がある
    • ☑ 現在の報酬に課題を感じており、リモートワークによる改善を真剣に検討している

    逆に、「プログラミング未経験」「ITの実務経験ゼロ」という方には、現時点でのRemoguへの参画は難しい状況です。まずは実務経験を積むことが先決になります。

    富山在住エンジニアが「リモート案件」を始めるまでのステップ

    「リモートワーク×フリーランス」という働き方を始めるにあたり、実際のステップを整理します。

    【リモート案件参画までのステップ】
    ステップ内容目安期間
    Step 1 現状確認自分のスキル・経験年数・得意技術スタックを整理する〜1週間
    Step 2 案件調査Remoguなどリモート特化のマッチングサービスに登録し、市場単価を確認する〜2週間
    Step 3 コンサル相談専任コンサルタントにスキルと希望条件を共有し、適合案件を紹介してもらう〜2週間
    Step 4 案件参画クライアントとの面談を経て、業務委託契約を締結し参画開始1〜2ヶ月
    Step 5 安定稼働案件を継続しながら実績を積み、より高単価な案件へステップアップ継続的に

    Remoguの3つのリモート案件タイプ

    Remoguでは、フリーランスエンジニアの状況に合わせて以下の3タイプのリモート案件を扱っています。

    【Remoguの3つのリモート案件タイプ】
    タイプ特徴対象
    フルリモート(40%)週5日、完全在宅で参画。出社なし育児・介護中の方、地方在住者
    シフト(移行)型(約60%のうち)最初は出社があり、慣れたらリモートに移行徐々にリモートに移行したい方
    ハイブリッド型(約60%のうち)週1〜数日の出社+リモートの組み合わせチームワークを重視したい方

    ※公開案件数3,790件のうちフルリモート1,428件(2025年時点)。フルリモート40%+ハイブリッド60%の構成

    富山在住エンジニアの「リモート参画」よくある質問

    Q. 富山に住みながら東京の企業案件に参画できますか?

    はい、可能です。Remoguでは創業時から全国の優秀なエンジニアをリモートで東京をはじめとする大都市圏のプロジェクトに参画させるスタイルを取ってきました。現に、富山をはじめとする地方在住のエンジニアが、住所を変えることなく都市圏企業の開発案件に参画しています。

    Q. フリーランス未経験でも登録・参画できますか?

    エンジニアとしての実務経験(目安として3年以上)があれば、フリーランス未経験でも参画が可能な案件があります。Remoguでは専任コンサルタントが、フリーランスとしての働き方のポイントや案件選びのアドバイスを行います。まずはカウンセリングから始めることができます。転職で正社員を考えている場合は、転職エージェントのリラシクへの相談をおすすめします。

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    Q. 富山にいるとネットワーク速度や通信環境は問題ありませんか?

    富山県ではITインフラ整備が進んでおり、5G対応も拡大しています。富山県デジタル戦略課はIT推進担当として情報通信インフラ整備や5G利活用を担当しており、通信環境の整備が継続的に進められています。光回線のエリアも広いため、リモートワークを行う環境としては概ね問題ない水準にあります。

    Q. フリーランスとして参画した場合、社会保険はどうなりますか?

    業務委託(フリーランス)として参画する場合、健康保険は国民健康保険、年金は国民年金に加入することになります。会社員と異なり保険料を全額自己負担しますが、その分、青色申告や経費計上の活用で節税が可能です。フリーランスへの転換に際しては、税理士や社会保険労務士への相談を推奨します。

    まとめ——富山に住みながら、仕事の選択肢を広げる

    この記事で整理した内容をまとめます。

    富山のエンジニア市場:製造業が主体だが、2024年の条例制定を機にDX人材需要が急拡大中

    報酬格差:地元正社員SEの平均年収は約468万円。Remoguフリーランスの平均月額は76.5万円(年換算約918万円)

    解決策:リモートワーク対応の案件マッチングサービスを活用し、地元を離れずに都市圏案件に参画

    テレワーク環境:情報通信業のテレワーク実施率は56.3%、IT系技術職は58.3%(パーソル総合研究所2025年7月)

    Remoguの役割:公開3,790案件(フルリモート1,428件)。富山在住でも都市圏案件への参画実績あり

    富山は自然環境、生活コスト、子育て環境のどれをとっても恵まれた土地です。「地元を離れないとスキルが活かせない」という思い込みが、実は最大の障壁だったかもしれません。

    場所を選ばない働き方は、すでに現実の選択肢として機能しています。まずは自分のスキルと市場単価を照らし合わせてみることから始めてみてください。

    Remogu(リモグ)でリモートワーク案件を探す

    Remogu(リモグ)は、株式会社LASSICが運営するリモートワーク案件特化のエンジニアマッチングサービスです。プライム(一次請け)のSIerとして、富山をはじめとする全国の地方在住エンジニアが都市圏案件に参画できる環境を整えています。「自分のスキルで、どんな案件に参画できるか知りたい」「報酬水準を確認してみたい」——そんな方は、まずは無料カウンセリングからご相談ください。

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    主な参照情報・出典

    *1 富山県公式note「生き残りをかけた変革/富山県庁DXの現在地。」(2024年12月公表)

    *2 富山県「デジタル化推進室 デジタル戦略課」公式ページ(2025年3月更新)

    *3 富山県「令和3年経済センサス-活動調査産業横断的集計の結果について」(2023年掲載)

    *4 Remogu「【2024年度最新】フリーランスエンジニア職種別・言語別の月額報酬ランキング調査」(2024年)

    *5 厚生労働省「賃金構造基本統計調査」(2022年公表)

    *6 パーソル総合研究所「第十回・テレワークに関する調査」(2025年7月実施)

    *7 求人ボックス給料ナビ「富山県におけるシステムエンジニアの平均年収」(2026年1月集計)

    *8 doda「平均年収ランキング(2025年)」(2024年9月〜2025年8月集計、約60万件)