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    インタビュー・コラム「未来の選択」 佐藤 光太朗さん~サウナーフリーランス

    「ととのう(整う)」、最近よく目にし、耳にする言葉です。

    年齢からくる体力的なものか、崩れた体型に目が行くからか、この「ととのう」という言葉がピカーンと光って訴えてくる今日この頃…

    ととのう(整う)は、本来は「必要なものが揃う」「調和がとれる」「交渉がまとまる」といった意味の動詞ですが、近年は空前のサウナブームにおける「サウナ用語」として、キャッチコピーにしばしば使われています。

    サウナ→水風呂→外気浴を1セットとして3セットほど繰り返した後に訪れる「日常では体験できない気持ちよさ」を感じる状態を「ととのう(整う)」と表現しているようです。
    運動して訪れるランナーズハイや、お酒を飲んで気持ち良い状態が近いかもしれません。

    この「ととのう(整う)」に惚れ込んで、サウナ巡りを人生の最優先とし、地方を転々としながら持ち前のエンジニアスキルを使ってリモートワークで生活費を稼ぐ。
    そんな生活を続けてこられたツワモノを見つけました。

    Remogu「未来の選択」では、自分らしく働く北海道札幌市にお住まいの佐藤 光太朗(さとう こうたろう)さんをご紹介します。

    働きながら学ぶ、学費免除でプログラムスキルを習得

    大学は法学部だったという佐藤さん、入学早々、将来自分がやりたいことを改めて考えた際に、近道を辿るなら「IT業界、プログラミングだなぁ」と、法学の道ではなく軌道修正を図ることになったそうです。
    在学中にプログラムの技術を習得すべくSESのアルバイトをスタート。
    「スクールがSESで働かせながら学ぶ、というスタイルで働けば学費が免除されるという面白いビジネススクールでした」
    と佐藤さんがおっしゃるように、教材を使ってのプログラミングだけでなく、早々にビジネスの場で求められるシステムの開発に従事され実践的な技術を磨かれたそうです。

    大学4年間で就職活動はしませんでした

    大学4年間を法学部で学ぶも、早々に将来への道筋をITそしてプログラミングと定めていた佐藤さんは、スクールでプログラミングスキルを学んでいる最中に、スクールを運営する企業の人事担当者からスカウトされたそうです。
    スクールの学生は多くいたと思いますが、スキルの習得スピードや、インタビューしていても感じる知性、論理的な思考能力が当時から光っていたのでしょう。
    「就職活動を経験することなく、そのまま決まってしまったのですよねぇ」
    こうして、学生をやりながらスクールでインターンとして勤務、SESだけでなくスクールのシステムや教材の作成に携わるようになりました。

    1年間で回ったサウナ店は200店に

    冒頭「ととのう(整う)」という言葉に触れましたが、佐藤さんの趣味は、
    「サウナ巡りですね」
    とのことで、近年のサウナブーム以前からサウナをこよなく愛し、様々なサウナを巡られたようです。
    「バックパック1つでサウナ付きホテルを転々としていました(笑)」
    と驚きの言葉が出てきましたが、なんと佐藤さんはスクール運営企業で働くかたわら、毎日を自宅には戻らず、サウナ付きホテルに泊まって、サウナから直接会社に出勤するという毎日を過ごされたとのことです。
    「1年間で回ったサウナ点は200店くらいですね」
    とのこと。

    サウナの気持ちよさは十分理解しますが、どうして自宅からの通勤ではなく、サウナから直接出勤する生活スタイルを取られたのでしょうか。
    「朝、起きたらサウナに入れるのですよ。サウナでしっかりと身体を整えてから出勤すると、頭がシャキッとして、午前中から仕事の集中力が違うのです」
    ということでした。
    以前取材したスノーボードを朝から滑って仕事に入る方と全く同じ言葉で、朝から「頭がシャキッとする」「集中力が高まる」は、仕事の効率を高めたり、成果を上げたりするためのキーワードなのかもしれません。

    システムの全体像が見えないことにストレス

    大学時代に見つけたプログラマーという道、スクールの関係会社であるシステムインテグレーション企業で6年間働くことになります。
    6年間で手掛けた企業は10社以上、カーナビシステムの開発や保険会社の基幹システム、BtoB企業の販売管理システムや証券会社のシステムなど、いずれも名前をよく聞く大手企業ばかり。
    磨きたかったスキルはどんどん身につきますし、ネームバリューのある企業のシステム開発に従事できるという点では、メリットもやりがいもある仕事でしたが。

    「すべてが一次請けのSIerから降りてくる仕事、システムの全体像が見えないなか、必要とされる一部分のみの開発をすることが多かった」
    とのことで、次第にやれることや自信の高まりと反比例して、仕事に対する満足度や、やる気の低下を感じるように。
    「とにかくシステムの全体像を見ながら開発できる仕事に従事したかった。そして働く時間や、期待されるマネジメントにおいても裁量権を持って責任ある仕事をやりたくなった」
    と言うように、これまでと気持ちの変化が訪れ転職活動に踏み切ることになります。

    在籍中にしていた副業がフリーランスとして独立のきっかけに

    当初は正社員での転職活動を行っていたが、同時に副業で他社のプログラム開発に携わることで、自身の持つスキルがあれば個人でも生活できる収入が得られそうと自信を得ます。
    転職活動においては、何社もの転職エージェントを利用し、佐藤さんの友人・知人から伝手を頼って転職先も探されたそうですが、なかなか希望を満たす求人が見つからず、フリーランスとしての独立を決意します。

    「デメリットはそれほど感じませんでした。フリーで受けた仕事がすごく楽しかったので」
    一方で
    「とはいえ、仕事の不安定さや全てに自己責任という点で漠然とした不安はありました」
    というように、従事しているプロジェクトが終了した後に、素早く次の仕事が見つかるかといった不安や、万が一ミスを犯してしまった際、クライアントから損害賠償や補填を求められたら生活していけるだろうか、といった不安を持たれたとのことです。
    「会社員なら在籍していればお給料がもらえるし、失敗しても会社や仲間がリカバリーしてもらえる」
    と、最近は企業に属するという後ろ盾の存在を強く意識するようになったそうです。

    様々な点で「会社に守られていた、会社にやってもらっていた」を実感

    「サラリーマン時代は、こんなに大変なことを会社が負担してくれていたんだ、と実感しますね」
    と佐藤さん。
    「例えば、今は役所に行ったり、健康保険やなんだと自分で手続きをしたりしなくてはならないですし、収入と支出の管理や、消費税や税金の計算と支払いなど総務や経理の方がやってくれていた仕事も全て自分。本当に大変です」

    やりたい仕事ができている、気持ちの良い緊張感を持って仕事に就けているといった充実感から不安はそれほど感じないとのことでしたが、絞り出せばこのような不安や面倒を体感しているようです。

    サウナ好きが長じてフリーランスに

    北海道の札幌市にお住まいの佐藤さん。
    退職をしてフリーランスとなる数ヶ月前から、会社にはサウナから通勤という日を繰り返していました。
    コロナ禍もあって出社が必須ではなくなり、テレワークするようになり、サウナに滞在しながら働ける実感が湧いてきたそうです。
    「副業もそうでしたが出社しなくても仕事はパフォーマンス下がることなくできる」
    とテレワークでやれる目処がついたそうです。
    「完全テレワークで仕事ができる、と自信がつきましたので、今の会社で働き続ける必要はないなぁと思ってフリーランスになること決意しました」
    と佐藤さん。

    ところで、サウナ付きホテルから出社するのは・・・
    「今はやっていません、サウナで有名所は一通り回ったので、、、」
    休日は他県へも遠征するそうですが、地元のサウナへ通いながら、自宅でのテレワークと1日メリハリをつけながら働いているとのことです。

    Remoguはこれが丁度いいので付き合いやすい

    転職活動している際に「エンジニア×リモートワーク専門エージェント」という打ち出しのRemogu(リモグ)と出会った佐藤さん。
    それまで利用していた転職エージェントや友人の伝手は断り、Remoguサービスで提示される求人への応募を優先するようになります。
    その理由は、
    「100%のリモートワークが希望だったので、そうした案件を多く抱えているだろうという期待は登録前から膨らんでいました」
    と嬉しい話を伺いました。

    「それにコミュニケーションの頻度がちょうど良かったのです」
    というように、
    「他社の転職エージェントは、グイグイと毎日こられて対応に苦労しました、当時開発の仕事もやりながらでしたから」
    「その点、コミュニケーションの頻度や連絡いただけるタイミングが、他社のエージェントとくらべてもダントツに良かったです」
    と、嬉しいお話をちょうだいしました。

    若い担当者なのに技術的な用語にも詳しく、誠実でレスポンスが早い

    「Remoguの担当者は私と同年代か、年下という第一印象でした、それにエンジニア経験も無いとのことでしたが、私からの自己PRをどんどんキャッチアップして、こういう言語をやっていると伝えたら関係する言語の名前が担当者からあがってきたのでビックリしたのを覚えています」
    とRemoguサービスにご登録いただいた後の初回面談時を振り返っていただきました。
    「いくつか紹介された案件情報のうち、興味関心が高く第一希望となった求人の説明をしてくれたのはRA(リクルーティングアドバイザー)という求人企業の担当営業でした。質問や希望を伝えた際のレスポンスの速さや、謙虚で誠実な態度などに感心しました」
    と、またもや嬉しいお褒めの言葉を頂戴しました。

    サウナで仲良くなる人は多い

    そういえば、佐藤さんを担当するCO(コーディネーター)の宮嶋やRA(リクルーティングアドバイザー)の金とは、よく一緒にサウナへ行かれるとか。
    元々お知り合いだったのですか?と質問しますと、
    「いえ、全く知らない人でした(笑)」
    「最初に、COの宮嶋さんから、こんどサウナ一緒に行きましょう。とお誘い受けたのです」

    えええ!?驚きませんでしたか?
    「どうして、私の趣味がサウナだって知ったのかな?と思ったら、履歴書に書いていました(笑)」
    宮嶋からの突然のお誘いも、佐藤さんは全く抵抗なく「楽しいなラッキー」と思ったそうです。

    「よく行くサウナで知り合い、仲良くなる人も多いですよ。お互いで仲間を集めて20人30人規模でテントサウナを今度やろう、という話にもなったりします」
    と、人見知りや遠慮とは全く無縁のお話でした。

    Remoguはずっと使い続けたい

    「契約面の交渉はしてくれるし、疑問点や希望についてもクライアントとすぐに会話をして話の道筋を立ててくれるので信頼度は高いです」
    と、評価してくれました。
    「現在も、定期的に声がけをしてくれるし、働く環境について気にかけてもくれます。またこのコミュニケーション頻度も適切なのですよ、気持ちがいい」
    とのことで、現在従事されているプロジェクト後について質問すると
    「可能であれば、今の仕事が楽しすぎるので、契約期間後も継続してずっとこの仕事を続けたい」
    「それが無理な場合は、真っ先にCOの宮嶋さんに連絡して、次の仕事を斡旋してもらいたいと思います」
    と、Remoguサービスの継続利用をお約束いただきました。

    現在は、業務管理系のシステム開発プロジェクトに携わる佐藤さん。
    希望していたシステムの全体像を見据えながら自社プロダクトのシステム開発に高めてきたスキルを活かしてご活躍されています。
    新しい技術への情報感度も高く、積極的に習得していこうとするお姿、何よりもまだ20歳代という若さから、ますますご自身の市場価値を高めて、将来やりたいことへ、人生前倒ししながら近づいて行かれるのだろうと予想します。

    佐藤さんからポートフォリオを頂戴しました。
    独自視点によるサウナランキングは必見です。
    佐藤 光太朗さんポートフォリオ

    ますますのご活躍をお祈りいたします。