インタビュー・コラム「未来の選択」 小泉 猛さん~雪質へのこだわり

テレワーク・リモートワークに特化した人材サービス「Remogu(リモグ)」は、ご利用される多くの方が「場所に依存しない働き方」によって、仕事の制約を軽減し、地方への移住や趣味の充実、夢の実現に近づく魅力的な生活を実現できるようご支援しています。

Remogu「未来の選択」では、「リモートワーク」という働き方を選択することで、「じぶんらしく」働く人をご紹介します。

「北海道東川町の雪質にこだわったスノーボード生活」

未来を選択された方として、最初にお話を伺うのは、北海道の東川町にお住まいの小泉 猛(こいずみ たけし)さん。
東川町は旭山動物園で有名な旭川市の隣町です。

小泉さんは、大阪府出身で東川町に移住する前は神奈川県の逗子にお住まいでした。
受託開発系のSIに就職され、15年間で30案件以上のソフトウエア開発プロジェクトでリードエンジニアとして設計、プログラミングを担当され、ソフトウエア開発のお仕事以外でも、書籍の執筆やITセミナー、新人研修の講師などもされていらっしゃいます。

2021年に、大好きなスノーボードに打ち込むため、ご自身が「国内で最高の雪質」と評価する北海道東川町に移住。
近隣のスキー場で、滑走可能な約半年間は毎朝1時間のスノーボードを楽しみ、11時からフレックス勤務にてRemogu経由でITサービス企業のプロダクト開発に従事されています。

音楽活動の毎日からソフトウエア開発会社で13年勤務

小泉さんが前職のソフトウエア開発会社に就職されたのは小泉さんが27歳の時。
学業を終えて27歳までの間は、「サックスの奏者として音楽活動がメインでした」とのこと。
当時はスカパラダイスオーケストラをはじめ、JAZZ系バンドが多く活躍していた時代で、小泉さんも「サックスは毎日吹かないと納得のいく音が出せない」と音楽活動に精を出していらっしゃいました。
ソフトウエア開発会社に就職してからは、フリーランスとして独立するまでの間、同じ企業に13年勤め上げ、最初はプログラム、デザインと担当し、企画・設計と下流から上流工程へと、年々業務をステップアップさせていきます。
実力がついてきたタイミングでは「特殊な立ち位置につかせてもらいました」と小泉さんが言うように、顧客のソフトウエア開発を担当しつつ、社内の新規事業立ち上げメンバーに抜擢され、自社プロダクトの開発にマネジャーとして従事することになります。

10年ひと区切りで将来設計していた

音楽業界からIT業界へ転身された小泉さんは、ソフトウエア開発の会社に就職した当時から、ご自身のキャリアプラン、将来設計をしっかりと考えていたと言います。

「10年をひと区切りと考え、この会社では10年以内に学べることは学びきって、次のステップに進もうと考えていました。」

ついつい目先の困難を解決することに全力となりがちなIT業界での仕事において、小泉さんは、エンジニアとしての成長のピークをしっかりと考え、将来に向けて着実にスキルや経験を積まれていきます。

インタビューをしていてもお人柄の良さが溢れる小泉さん。
マネジャーとしてメンバーを率いる立場、仲間のことや、未経験からここまで成長を遂げるに至って、全面的に支援してくれた会社へのご恩から将来設計に修正が入りました。
お世話になったソフトウエア開発会社には13年勤め上げることになります。

コロナ禍で人生の大きな転機に

入社から13年、ご年齢にして40歳という区切りの年を迎えて、小泉さんは一念発起し勤めていたソフトウエア開発会社を退職されます。
「いよいよ、次の将来に向けてと活動をはじめ、会社を離職した途端に新型コロナウイルスの大流行が起きてしまった。」と小泉さん。
世界的な大流行と、日本国内でも第一波となる急激な感染増から、都市部を中心に、「緊急事態宣言」の発令と「不要不急の外出禁止」「店舗の営業自粛」といった極端な緊急避難的な状態が起きました。
「転職活動で多くの会社を訪問したり、面接で人とお会いしたり、というのがリスクとして社会問題になってしまったのですよね。」と当時を振り返る小泉さん。
離職し経済的に不安定な状況となったタイミングでの転職活動自粛は小泉さんに大きな痛手でした。
こうした危機的な状況の中、ご友人からのアドバイスもあって「フリーランスとして働く」という選択が視野に入りました。
コロナ禍で人生に大きな転機が訪れたのです。

フリーランスで安定的な仕事を得る営業面に不安?

コロナ禍で転職活動ができない中、ご友人の勧めでフリーランスとして働くことを決意した小泉さん。
フリーランスになるにあたって、安定的な仕事を得るための「営業面」での不安はなかったのでしょうか。
「営業という仕事は未経験でしたから、そりゃ不安でしたよ。」と語る一方で、「ただ、これまでいろいろな経験はさせてもらい、スキルに自信はあったので、不安はありつつも、やっていけない、という思いは無かったです。」とのこと。
「フリーランスを勧めてくれた友人から、LASSICさんのRemoguサービスも紹介してもらえましたので。」と嬉しい談も。

Remoguで理想的な仕事と出会う

フリーランスでの活動を決意した小泉さんは、そのきっかけを作ったご友人の紹介によって、Remogu(リモグ)にご登録いただき最初のプロジェクトを探すことになりました。
Remoguにご登録いただいた後、案件探しをご支援する担当となったRemogu事業部の羽部は、小泉さんの第一印象をこのように語っていました。
「13年もの間、一つの会社に勤め続けた実直さと、経験社数が少ないにも関わらず、プログラミングからマネジメントまで数多くのご経験をされ、物腰の柔らかさと人当たりの良さもあって、これはすぐに決まる、欲しい企業が多いだろうな、と瞬時にわかりました。」
というように、早々に複数の案件をご紹介しスムーズに選考はスタートしました。
「羽部さんからはたくさんの案件をご紹介いただきました。自分のスキルや経験を正しく理解してくれて、即戦力として活躍できそうな案件ばかりでしたよ。」
「その中でも、自社プロダクトという自分が特に強い関心と、強みが活かせる案件があったので応募させてもらいました。」

週5日勤務のフルフレックス

小泉さんが注目し、第一志望として選考を進めた案件は、「知名度が高いプロダクトで、今後の成長も期待できる伸びしろがある会社さんでした。フルリモートで一切の出社が無い点や条件面が魅力的だったのも選んだ理由でした。」とのこと。
ECパッケージを開発販売し、通販に関連する自社サービスを強化する実績豊富なメガベンチャー企業が募集している「新規プロダクトの開発」というポジションに応募された小泉さんは、予想どおり即座に内定を得て、求人企業から最短でのプロジェクト参加を求められました。
他にも「小泉さんが欲しい」という企業が多く出るなか、即決でプロジェクト参画を決めた最大の理由としては「週5日の勤務で、月の契約時間を設定すれば、1日あたりの勤務時間は自由が効くフルフレックス制だったことですかね。」
「これで、毎日朝から滑れる、そう思って応募しました。」
とのことでした。
(・・・朝から滑れる???)
前職を離職した小泉さんは、神奈川県の逗子から、北海道の東川町に引っ越し、移住していました。
実家は大阪という小泉さんにとって、東川町への移住はどんな理由からだったのでしょうか。

photo by Eri Shimizu

良雪を求めて北海道の東川町に移住

生まれ育ちは大阪だった小泉さん。
20代後半からスノーボードに熱中しはじめ、冬になると、大阪から岐阜や長野のスキー場に通い詰めていたそうです。
いろいろな場所で滑るなかで、より気持ちの良い雪を求めて、知人と北海道へスノーボード旅行に行きました。

はじめて経験した北海道の雪。
過去に滑ってきた雪質とは全く異なることに驚き、一気に虜となったそうです。
これがきっかけとなり、冬になると北海道のスキー場へ旅行することがしばしば。
徐々に「毎日この雪に接していたい」という気持ちが膨らんだと言います。
「昨年、冬季のみ北海道に家を借りて泊まり込みでスノーボードを楽しみました。このときに北海道でやっていける、生活していける自信がつき移住を決意しました。」
と仕事のみならずプライベートにおいても大きな転機を迎えることになりました。

朝9時から滑って、11時から仕事

フリーランスとなって東川町に移住した小泉さんは、待望のスノーボードシーズンにどのような毎日を過ごしているのでしょうか。
「引っ越した現在の自宅から車で5分のところにあるスキー場キャンモアスキービレッジのリフトが朝9時から動くんです。朝9時にはスキー場へ行って10時まで1時間滑ります。その後、自宅に戻り汗を流して着替えて仕事の準備をして、毎日11時から勤務スタートというのが日課になりました。」
誰も踏み固めていない新雪のスキー場を楽しむ毎日だといいます。

頭がシャキっとして、仕事の集中力が高まる

それだけスノーボードが好きで、雪質に惚れてしまうと、仕事そっちのけで滑りにいってしまったり、1時間では満足せず、そのまま滑り続けてしまわれたりはしないのでしょうか。
と質問すると、「生活のためには仕事をしなくてはなりませんからね。毎朝1時間滑れるので、それ以上って気にはなりませんでした。」とのこと。
さらには「週末には車で30分のところに、旭岳という最高のスノーボードスポットがありますし、朝が難しいときは、夜にナイターでスノーボードを楽しむことができますので、ONOFFはしっかりと切り替えることができますよ。」のことでした。
朝、1時間しっかり滑ると身体が疲れてしまわないのでしょうか。
それに対して「いや、逆に昼も眠くならないし、朝のぼーっとした頭が一気にリフレッシュされてシャキっとするので、集中力高く仕事がはかどります。」という小泉さん。
なるほど、規則正しい生活と、適度な運動、まさに健康的な生活を実現されているのですね。

photo by Eri Shimizu

雪のないシーズンの趣味を開拓中

人生で最もプライオリティの高い「スノーボード」に最適な場所で生活をはじめた小泉さんですが、そういえば、雪のないシーズンはどうしているのでしょう。
インタビューでお会いした時期は6月で、スキー場には当然雪が無く、グラウンドゴルフ場となっていました。
「新しい趣味を探していますよ」と小泉さん。
「夏の趣味として、数年前からはじめたバスケットボールを引き続き楽しむために近場の体育館を検索中です。あと、素晴らしい自然が近くにあるので夏山登山や渓流釣り、湖でのSUPも楽しんで行きたいと思っています。」
「もともと、スノーボードもボードを担いで新雪のある林間部を登って滑ることが多かったので登山はとても興味があります。」
と語る小泉さん。
音楽でサックスを極め、10年ひと区切りでエンジニアとしての仕事を極め、スノーボードも雪質にこだわって移住まで果たした小泉さんなら、もっといろんな楽しみ方を見つけられそうです。

東川町という田舎暮らしに不便は感じません

取材で訪問した北海道東川町の小泉さん宅へ向かう私たちが、空港から車で移動する際に、東京とは全く異なる大地の広さ、空の広さを感じました。
道路は直線が続き、カーブが少なく、主要な街道沿いでも商業施設はそれほど多く見ません。
小泉さんがこれまで生活してきた大阪や逗子とは明らかに生活の利便性が異なると思うのですが、その点は苦になっていないのでしょうか。
「東川町という土地に不便は感じません、雄大な自然に囲まれながら暮くらす快適さのほうが強く感じます。」
日用品は車でショッピングセンターへ行けばこと足りるそうで、amazonの配達もあるので、通販で購入すれば、さすがに当日翌日の配達は厳しくても、1週間以内ぐらいには欲しいものがだいたい手に入ります。
ということで、生活自体に不便は感じていないそうです。

インターネットの速度だけは不安で事前に調べました

東川町への移住に不安はなかったという小泉さんですが、1つだけ移住前に徹底的に調べた不安ごとがありました。
「仕事柄、インターネットの回線速度にはこだわりたかったです」
「5Gは無理でも光回線は必要だなと」
エンジニアとしてフリーランスの業務を在宅で行うにあたり、引越し先の住居を探す際に、現地の不動産屋さんに「回線速度を調べて報告してもらっていました」というように、インターネット完備の住宅では、不動産屋さんのご担当者がパソコンを接続して、回線速度の上り下りを測定して報告を求めたそうです。
現在お住まいの住居は、光回線が開通していて、上り下りともに100Mbp以上が常時出ているため、安心して仕事に従事できるとのことでした。

このプロジェクトが継続して欲しいし、ずっとRemoguのお世話になりたい

最後に、Remoguサービスを利用しての感想を伺うと、
「今の仕事がやりがいもあって、すごく楽しいです。プロジェクト自体は将来も継続していく展望を持っているので、ずっと続いて欲しいですね。もちろん、プロジェクトが終了したとしても、お世話になった羽部さんと、新しい仕事を見つけたいと思っています、リピーターになることをお約束しますよ。」
という大変ありがたいお言葉を頂戴しました。
最後に、車で5分のスキー場で小泉さんと羽部がツーショットでパシャリ!
Remoguサービスは、ずっと小泉さんの仕事探しのパートナーとして寄り添い続けられるよう、日々サービスの質を高めてまいります。