秋田でエンジニア案件を取る。「場所より、スキル」の時代が来ていた。

秋田にいて、東京の仕事をする。数年前なら「難しい」で終わった話が、今は「当たり前」になりつつあります。
エンジニアにとって、場所は条件ではなくなりました。スキルがあれば、秋田でも北海道でも、クライアントのいる都市と同じ仕事ができる。この記事では、秋田在住エンジニアがリモートワーク案件を取るために知っておきたいことを、データと制度の両面からまとめます。
「秋田にいるから案件が少ない」と思っているなら、ちょっと待ってください。答えは、もう変わっています。
【目次】
1. 秋田のエンジニアが取れる案件の報酬、実際いくら?

まず、数字から始めましょう。
Remoguが公開した「フリーランスエンジニア職種別・言語別月額報酬ランキング(2024年度版)」によると、フルリモート対応のフリーランス案件における全体平均月額報酬は約76.5万円です。2022年調査の約73.5万円から約3万円アップした数値で、報酬水準は着実に上昇しています。
出典:Remogu「フリーランスエンジニア職種別・言語別月額報酬ランキング(2024年度版)」(株式会社LASSIC、2024年)
同調査の職種別1位はCTO/VPoE/テックリードで約98.9万円。モバイル系(iOSエンジニア・Androidエンジニア)は前回比で約9万円以上のアップと、報酬上昇が顕著な職種も増えています。
| 順位 | 職種 | 平均月額報酬 |
|---|---|---|
| 1位 | CTO / VPoE / テックリード | 約98.9万円 |
| 2位 | プロジェクトマネージャー(PM) | 約88万円前後 |
| 4位 | iOSエンジニア | 約83万円(前回比+9.2万円) |
| 7位 | Androidエンジニア | 約80万円(前回比+9.1万円) |
| 全体平均 | 全12職種 | 約76.5万円(前回比+3万円) |
出典:Remogu「フリーランスエンジニア職種別・言語別月額報酬ランキング(2024年度版)」
月額76.5万円は年換算で約918万円。秋田県に居住しながらこの水準を実現できるのは、フルリモート案件ならではの特徴です。
厚生労働省「賃金構造基本統計調査(2024年)」によると、正社員のITエンジニア平均月収は約38.6万円(ボーナス別途)。フリーランスでフルリモート案件を取れば、正社員時代と比べて月額ベースで大幅に収入水準が異なります。

2. 「秋田にいるから不利」は、もう古い。IT人材不足が変えた地図
なぜ今、秋田のエンジニアでも高単価案件が狙えるのか。背景には、日本全体のIT人材不足があります。
経済産業省「IT人材需給に関する調査(2019年)」によると、2025年には高位シナリオで約43万人のIT人材不足が発生すると推計されています。需要の伸びが続く中、企業は「首都圏在住者だけ」に限定して採用を続けることが構造上難しくなりました。
出典:経済産業省「IT人材需給に関する調査」(2019年4月)
| 需要シナリオ | 不足人数(2025年) | 不足人数(2030年) |
|---|---|---|
| 高位(需要が大幅増) | 約43万人 | 約79万人 |
| 中位(標準的需要) | 約29万人 | 約45万人 |
| 低位(需要控えめ) | 約8万人 | 約16万人 |
出典:経済産業省「IT人材需給に関する調査」(2019年4月)
この数字が何を意味するか。「どこに住んでいるか」より「何ができるか」が問われる時代に、正式に切り替わったということです。
実際、テレリモ総研の調査では、リモートワーク継続を希望するエンジニアは約85%に上ります。また、リモートワークが100%出社に戻るなら転職を考えると答えた人は56%でした。企業がエンジニアを確保するには、リモート対応の案件を増やすしかない状況です。
出典:テレリモ総研「リモートワーカー実態調査(2024年)」「リモートワークから出社に会社方針が変わったら?」(n=1,044)(株式会社LASSIC運営)
3. 秋田県のリモートワーク移住支援制度——最大220万円の助成
秋田県は「リモートワークで秋田暮らし」として、首都圏でリモートワークしながら秋田に移住する働き方を積極的に支援しています。
令和7年度の支援内容は以下の通りです。
| 支援種別 | 対象 | 助成額 |
|---|---|---|
| リモートワーク移住体験支援金 | 移住試行を実施するパートナー企業 | 最大60万円(補助率2/3) |
| リモートワーク支援金 | 移住する社員(個人) | 移住後3年間で最大220万円(補助率1/2) |
出典:秋田県「令和7年度 リモートワーク移住体験支援金・リモートワーク支援金のお知らせ」
「転職なき移住」という考え方です。いまの仕事はそのまま。場所だけ秋田に変える。その選択を制度として支えているのが、この支援金です。
秋田はもともと、子育てしやすく、保育所の待機児童が少ない地域です。住居費も首都圏と比較してゆとりがあります。リモートで高単価案件を継続しながら、生活コストを抑えた暮らしを実現できる環境が整っています。
4. 秋田でエンジニアがリモートワーク案件を取るには
案件を取る方法は、大きく2つです。
方法①:リモートワーク特化のエージェントを使う
エンジニア案件の多くは非公開です。良い案件ほど表に出る前に埋まります。エージェントを使う理由は、この非公開案件へのアクセスです。
Remoguは、すべての掲載案件がリモートワーク対応です(フルリモート・ハイブリッド含む)。公開案件3,790件(うちフルリモート1,428件)を持ち、秋田在住のエンジニアでも地域を問わず参照できます。案件検索から報酬交渉まで、専任のキャリアコーディネーターがサポートします。
※Remoguの掲載案件数は2026年3月時点の公開案件数。フルリモート(1,428件)+ハイブリッド(2,362件)含む
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 公開案件数 | 3,790件(うちフルリモート1,428件) |
| 稼働スタイル | フルリモート・ハイブリッド・シフト移行型 |
| 報酬水準 | 全体平均月額約76.5万円(2024年度調査) |
| 対象エンジニア | 実務経験2年以上が目安 |
| 副業対応 | 週2〜3日稼働・夜間稼働案件あり |
方法②:スキルとポートフォリオを整える
リモートワーク案件は、現場でのリアルタイムな確認ができない分、「自走できること」が重視されます。特に次のスキルがあると高単価案件に参画しやすくなります。
| 技術領域 | 主なスキル例 | 月額報酬目安 |
|---|---|---|
| クラウド・インフラ | AWS / GCP / Azure / Kubernetes | 75〜100万円 |
| モバイル(iOS/Android) | Swift / Kotlin | 80〜95万円(前年比+9万円以上) |
| バックエンド(モダン系) | Go / Scala / Python(Django) | 70〜90万円 |
| SAP・ERP系 | SAP(各モジュール) | 言語別1位:約104万円 |
| AI・機械学習 | Python / TensorFlow / PyTorch | 90万円超の案件も |
出典:Remogu「フリーランスエンジニア職種別・言語別月額報酬ランキング(2024年度版)」
スキルに加えて、GitHubやQiitaなどで実績を可視化しておくことが、案件参画時の信頼につながります。エージェントを通じた報酬交渉でも、実績の見える化は単価アップに直結します。
5. もし正社員での転職も視野に入れているなら
フリーランスではなく正社員として働きたい、でもリモートワークは続けたい——そういう方には、同じくLASSICが運営する「Relasic(リラシク)」という選択肢があります。
RelasicはリモートワークOKの正社員案件に特化した転職支援サービスです。秋田在住のまま、フルリモートまたはハイブリッドで働ける正社員ポジションを探せます。フリーランスと違い、厚生年金・社会保険の会社負担がある正社員という形を保ちながら、場所を選ばない働き方が実現できます。
「フリーランスはまだ不安」「安定した雇用形態のまま場所の自由が欲しい」という方は、Relasic(リラシク)への相談を検討してみてください。
6. まとめ:秋田でエンジニアが稼ぐ、その選択肢は広がっている
この記事で伝えたことを整理します。
📌 この記事のポイント
- 秋田在住エンジニアでも、フルリモート案件で月額76.5万円(平均)の報酬が狙える(Remogu調査 2024年)
- 秋田県はリモートワーク移住支援金として3年間最大220万円を助成(令和7年度実施要領より)
- 経済産業省の試算(2019年)では2025年に高位シナリオで約43万人のIT人材不足が発生。需要は地方エンジニアにも向かっている
- テレリモ総研調査:約85%のエンジニアがリモートワーク継続を希望
- Remoguではリモートワーク対応の案件を3,790件(うちフルリモート1,428件)掲載中
「秋田にいるから案件が少ない」は、もう過去の話です。
スキルがあれば、場所は関係ない。その答えは、データが示しています。秋田の暮らしを選んだまま、東京水準の案件を取る。その選択肢は、今確かに存在します。
秋田からリモートワーク案件を探したい方へ
Remoguは、すべての案件がリモートワーク対応です。秋田在住のまま、全国の案件にアクセスできます。まずは公開案件を覗いてみてください。
▼ リモートワーク案件を探す(Remogu公式)ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。
参考資料・出典
本記事で引用したデータの出典は以下の通りです。
1. Remogu「フリーランスエンジニア職種別・言語別月額報酬ランキング(2024年度版)」株式会社LASSIC
2. 経済産業省「IT人材需給に関する調査」(2019年4月)
4. 秋田県「令和7年度 リモートワーク移住体験支援金・リモートワーク支援金のお知らせ」秋田県(2025年)
5. 秋田県「リモートワークで秋田暮らし」移住・定住ポータル総合サイト
6. テレリモ総研「リモートワーカー実態調査(2024年)」「リモートワークから出社に会社方針が変わったら?」株式会社LASSIC運営
