長野在住エンジニア×リモート完全ガイド|正社員以上の報酬の案件が、東京を離れても取れる理由

北アルプスを望みながら、東京の大手案件のコードを書く。
長野に住むエンジニアにとって、これはもう「夢の話」ではありません。
善光寺参りの石畳も、松本城の石垣も、上高地の朝靄も、通勤電車の中じゃなく、仕事終わりに歩いていける場所にある。それが「長野でリモートワーク」の実像です。
でも、こんな不安はないでしょうか。「長野にいたら、東京並みの案件が取れるのか」「フリーランスになっても、報酬は下がらないのか」——この記事は、そこに答えます。
【目次】
長野県とリモートワーク——「移住NO.1県」が選ばれる理由

20年連続・移住したい都道府県1位の実力
宝島社「田舎暮らしの本」が毎年発表する「移住したい都道府県ランキング」で、長野県は2026年版でも1位を獲得しました。2006年から数えて、20年連続1位という記録です。
東京からは北陸新幹線で最短1時間20分。名古屋からも中央本線で約2時間。三大都市圏からのアクセスのよさと、森林面積80%超の自然環境、盆地特有の夏のカラッとした過ごしやすさ——この組み合わせが「移住先として選ばれ続ける信州」を作っています。
長野県への移住者数は、2020年時点で2,426人。近年は毎年2,000人を超える水準で推移しています。移住希望と実際の行動が、ともに増えている県です。
テレワーク普及で変わった「仕事の地産地消」
国土交通省「令和6年度テレワーク人口実態調査」(令和7年3月公表)によると、全国平均のテレワーク実施率はコロナ禍から若干の「揺り戻し」が見られるものの、コロナ前より高い水準を維持しています。
週1〜4日のハイブリッドワークが定着傾向にある中、「月に数回だけ東京に出社し、残りは長野で在宅」という働き方は、今や現実的な選択肢です。東京・長野間の新幹線通勤を支援する自治体制度も存在します。
情報通信業は全産業の中でもとりわけテレワーク親和性が高い業種です。エンジニアという職種は、長野×リモートワークという組み合わせと構造的に相性がよいといえます。
長野県主要エリアと東京の生活コスト比較
長野県への移住を検討する上で、生活コストは重要な判断材料のひとつです。特に毎月の固定費となる家賃は、東京との差が家計に大きく影響します。長野県内でも長野市・松本市・軽井沢町・上田市とエリアによって相場は異なります。
以下の表で、東京23区との家賃差を具体的な数字で確認してみましょう。
| エリア | 1K/1DK(家賃相場) | ワンルーム | 東京23区との差 |
|---|---|---|---|
| 長野市 | 4.8万円 | 4.2万円 | −5〜8万円 |
| 松本市 | 4.5万円 | 3.8万円 | −6〜8万円 |
| 軽井沢町 | 6.2万円 | 5.5万円 | −4〜6万円 |
| 上田市 | 4.1万円 | 3.5万円 | −7〜9万円 |
| 東京23区 | 10〜13万円 | 8〜11万円 | 基準値 |
出典:家賃相場は2024〜2025年時点の参考値(各不動産情報サイト調べ)。東京23区の家賃は総務省統計局の都市別物価水準を参考に記載
長野在住エンジニアのリモート報酬——数字で見る実態
フルリモート×フリーランスの平均月額報酬は約76.5万円
Remogu(株式会社LASSIC運営)が2023年1月〜2024年2月に発生した2,450件のフリーランス案件を集計した「フリーランスエンジニア職種別・言語別月額報酬ランキング2024」によると、全12職種の平均月額報酬は約76.5万円(前回2022年調査比で約3万円アップ)でした。
この数字は「フルリモートワーク×フリーランスエンジニア」の案件単価です。長野に住んでいても、東京にいても、スキルと経験年数で報酬が決まります。居住地による下駄差し引きはありません。
| 順位 | 職種 | 平均月額報酬 | 前回比 |
|---|---|---|---|
| 1位 | Pythonエンジニア | 91万円 | +5万円 |
| 2位 | Goエンジニア | 89万円 | +4万円 |
| 3位 | フロントエンドエンジニア(React) | 79万円 | +3万円 |
| 4位 | バックエンドエンジニア | 75万円 | ±0万円 |
| 5位 | インフラエンジニア | 72万円 | +2万円 |
| 12位 | QAエンジニア | 58万円 | +1万円 |
出典:Remogu「フリーランスエンジニア職種別・言語別月額報酬ランキング2024」(株式会社LASSIC、2024年4月)https://remogu.jp/c/engineer-salary-2024/
「長野の家賃 + 東京の案件報酬」が生む実質手取り差
月額報酬76.5万円(フリーランスの場合、源泉所得税・社会保険料等を差し引いて手元に残る金額は個人状況で変わりますが、仮に60万円台として計算します)に対し、長野市の家賃相場は4.8万円台。東京23区の1Kマンション(10〜13万円帯)と比較すると、家賃だけで月5〜8万円の差が生じます。
年間に換算すると60〜96万円。長野移住はキャリアダウンではなく、同じ仕事をしながら手元に残るお金が増える選択肢です。
「報酬より生活コスト」——この視点でリモートワークを捉えると、長野というフィールドの価値が変わります。
| 言語/フレームワーク | 平均月額報酬 | 需要度 |
|---|---|---|
| Python | 91万円 | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
| Go | 89万円 | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
| React | 79万円 | ⭐⭐⭐⭐ |
| TypeScript | 77万円 | ⭐⭐⭐⭐ |
| Rust | 85万円 | ⭐⭐⭐⭐ |
出典:Remogu「フリーランスエンジニア職種別・言語別月額報酬ランキング2024」(株式会社LASSIC、2024年4月)https://remogu.jp/c/engineer-salary-2024/
長野県・長野市の公的移住支援制度——エンジニアが使える補助金

UIJターン就業・創業移住支援金(最大100万円)
長野県では、東京圏(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)、愛知県、大阪府から長野県内に移住し、一定の要件を満たした方に「UIJターン就業・創業移住支援金」を支給しています。
テレワーカーとして移住する場合の主な要件は次のとおりです(令和7年4月1日以降に移住した方向け)。
- 自己の意思により移住し、長野県を生活の本拠とすること
- 移住先でテレワークにより勤務し、週20時間以上テレワークを実施すること
- 所属先企業等からの命令による転勤・出向でないこと
この制度を利用することで、最大100万円(単身の場合)の支援を受けながら長野県に移住し、既存の東京案件をリモートで継続することができます。フリーランスエンジニアも一定の要件下で対象になる場合があります(詳細は各市町村の窓口にご確認ください)。
「おためしナガノ」——移住前のお試しプログラム
長野県は「おためしナガノ」として、最長約6ヶ月間の試験的移住プログラムを設けています(2026年時点で11期目)。コワーキングスペースの利用料・引越し費用・交通費・家具家電レンタル料などを補助。フリーランスや自営型テレワーカーとして事業を行っている方が対象です。
「移住したいが、仕事が続けられるか不安」という場合、まずここから試すことができます。
長野在住エンジニアがリモート案件を参画する方法
Remoguでできること——フルリモート専門の案件エージェント
Remogu(株式会社LASSIC運営)は、リモートワーク案件に特化したフリーランスエンジニア向けのエージェントサービスです。公開案件3,790件、うちフルリモート案件1,428件を取り扱っています(2026年4月時点)。
長野に住んでいるから不利——という状況にはなりません。Remoguが取り扱う案件はリモートワーク対応が前提のため、居住地に関わらずスキルと実績で参画できます。
| スタイル | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| フルリモート | 出社なし、完全在宅。拠点制限なし | 地方移住を検討中、通勤ゼロを望む |
| ハイブリッド(月1〜2回出社) | 週1回程度の打ち合わせで出社。基本在宅 | 都市へのアクセスが容易な地域に住む |
| フリーランス(案件単位) | 単発から長期まで。自由度が最高 | 複数社並行、単価重視、スキルアップ志向 |
案件参画のステップ
- Remoguに無料登録(スキルシートと希望条件を入力)
- 専任エージェントとオンライン面談(経験・希望条件のヒアリング)
- マッチング案件のご提案(非公開案件を含む)
- 条件交渉・参画(エージェントが単価交渉を代行)
- 参画中も専任エージェントが定期フォロー
まとめ——長野でエンジニアとしてリモート参画する前に知っておくこと
長野県はエンジニアにとって、今もっとも「選ぶ理由」がそろっている地方の一つです。
- フルリモート×フリーランスエンジニアの平均月額報酬は約76.5万円(Remogu 2024調査)。居住地は報酬に影響しません
- 長野市の家賃相場は4.8万円台。東京比で月5〜8万円の生活コスト削減が見込めます
- 長野県は「移住したい都道府県」20年連続1位(宝島社「田舎暮らしの本」2026年版)
- テレワーク移住者には最大100万円の支援金制度があります(長野県UIJターン就業・創業移住支援金)
- Remoguのリモート案件3,790件(うちフルリモート1,428件)から、長野在住でも参画できます
東京の仕事を続けながら、長野の暮らしを手に入れる。それは特別な人のための話ではなく、今のリモートワーク環境があれば、エンジニアのスキルがあれば、現実的な選択肢です。
信州の空気の中で書くコードは、東京のオフィスで書くコードと同じ価値があります。仕事が変わらないなら、暮らしを変えてみませんか。
Remogu(リモグ)でリモートワーク案件を探す
Remoguは、株式会社LASSICが運営する、ITエンジニアに特化したフルリモートワークの案件サイト(エージェントサービス)です。90%以上の案件がフルリモート可能で、地方在住者や副業・フリーランスが、場所にとらわれず東京などの都市部の高単価案件を獲得できるのが特徴です。
▼ リモートワーク案件を探す会員登録無料 / 案件閲覧・相談は無料です
よくある質問(FAQ)
Q. 長野在住でも、東京の高単価リモート案件に参画できますか?
A. できます。Remoguのような案件エージェントは居住地を問わずリモートワーク対応の案件を紹介します。重要なのはスキルと経験年数です。フルリモートワーク×フリーランスエンジニアの平均月額報酬は約76.5万円(Remogu 2024年調査)で、居住地による差はありません。
Q. 長野県のテレワーク移住支援はどこで申請できますか?
A. 長野県のUIJターン就業・創業移住支援金の申請は、各市町村の窓口を通じて行います。移住後1年以内、かつ就業後または創業支援金の交付決定から1年以内が目安です。詳細は長野県公式サイトをご確認ください。
Q. フリーランスエンジニアも長野の移住支援を受けられますか?
A. 自営型テレワーカーとして一定の事業を行っている方は対象になる場合があります。また「おためしナガノ」では、すでに事業を行っているフリーランスを対象とした試験移住プログラムも設けています。各自治体の窓口に事前相談することをおすすめします。
Q. 長野からRemoguを利用する場合、面談や手続きはどうすればよいですか?
A. 面談・相談はすべてオンラインで完結します。スキルシートと希望条件を登録するだけで、専任エージェントが案件紹介・条件交渉を代行します。長野にいながら、自宅から始められます。
参考資料
※1 長野県ブログ「移住したい都道府県ランキング 20年連続1位(宝島社『田舎暮らしの本』2026年版)」(長野県、2026年1月更新)
※2 工房信州の家「長野県への移住が人気でおすすめの理由」(統計ステーションながの参照)
※3 国土交通省「令和6年度テレワーク人口実態調査 調査結果概要」(令和7年3月)
※4 株式会社LASSIC(Remogu)「フリーランスエンジニア職種別・言語別月額報酬ランキング2024」(2024年4月)
※5 長野県「UIJターン就業・創業移住支援事業支給要件等のご案内(令和7年4月1日以降)」
※6 長野県「おためしナガノ」公式サイト(2026年4月時点)
※ 家賃相場参考:sumika.link(長野県家賃相場2024) / 家賃研究所.jp(2025年12月更新データ)