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    青森でリモートワークするエンジニアの現実と可能性—— 東京の報酬を、青森の暮らしで受け取る方法

    「青森に帰りたい。でも仕事がない。」

    エンジニアが故郷を離れる理由の多くは、そこに集約されます。案件も、クライアントも、東京に集まっている。だから東京にいるしかない。そう信じて、毎朝満員電車に揺られている人が、今もたくさんいます。

    でも本当に、そうでしょうか。

    リモートワーク案件の普及は、「働く場所」と「稼ぐ場所」を切り離しました。Remogu(株式会社LASSIC運営)が保有するデータによると、フリーランスエンジニアの全体平均月額報酬は約76.5万円(2024年度調査)。これは、青森市の平均家賃が5.4万円(Yahoo!不動産調べ)という現実と、組み合わせることができる数字です。

    東京の報酬で、青森の暮らしをする。それは夢ではなく、すでに始まっているリアルです。

    この記事では、青森在住のエンジニアがリモートワーク案件でどう稼ぎ、どう生きるかを、データとともに丁寧に解説します。

    📋 この記事でわかること

    • 青森エンジニアがリモートワーク案件を活用すべき3つの理由
    • フリーランスエンジニアの報酬相場(職種別・言語別)
    • 青森と東京の生活費比較——差額が生み出す「実質的な豊かさ」
    • リモートワーク案件を獲得するために必要なスキルと準備
    • Remoguでの案件参画の流れ
    Remoguに無料登録してリモートワーク案件を探す

    【目次】

    1. 青森でエンジニアがリモートワークする、3つの現実的なメリット

    「地方にいながら東京の案件を受ける」ことは、特別な才能の話ではありません。リモートワーク案件という仕組みがある以上、あとはスキルと意欲の問題です。

    ただ、「なんとなくいい」ではなく、具体的に何が得なのかを整理しておくことが大切です。

    ① 生活費が下がる分、手元に残る報酬が増える

    総務省統計局「消費者物価地域差指数(2023年)」によると、東京都の物価水準指数は104.5(全国平均=100)に対し、青森県は98.6です。特に住居費の差が大きく、東京都区部の家賃平均(総務省家計調査)と比較して、青森市の家賃は大幅に低い水準にあります。

    例えば、青森市の平均家賃は5.4万円程度(Yahoo!不動産2024年データ)。東京23区で同水準の部屋を借りようとすれば、2倍以上のコストがかかるのが実態です。報酬が同じなら、青森の暮らしはより豊かになります。

    ② 東京都市圏の案件に「居住地問わず」参画できる

    フリーランスエンジニアがリモートワーク案件を選ぶ最大の理由は、「居住地を問わない」ことです。Remogu(株式会社LASSIC運営)は創業当初からリモートワークを前提とした事業モデルを構築しており、青森在住のエンジニアでも東京・大阪・名古屋のクライアント企業が発注する案件に参画できます。

    出社義務がない案件であれば、打ち合わせもオンラインで完結します。「青森にいるから仕事がない」という前提は、リモートワーク案件においては成立しません。

    ③ 青森ならではの「暮らしの質」を確保できる

    青森県が提供する移住支援情報によると、リモートワーク移住を選んだ人たちが最も評価するのは、「大阪から移住して、渓流釣りをしてからコワーキングで仕事をする暮らしが実現した」という言葉に象徴されるような生活の質の変化です。

    青森県「あおもりテレワーク相談所」を運営するNPO法人あおもりIT活用サポートセンターの本田理事長は、「東京ではありえない、青森の魅力だ」と語っています。(出典:青森県「リモートワークで青森に移住してみませんか?」

    2. フリーランスエンジニアの報酬相場——東京の案件で青森に暮らす

    「リモートワーク案件は報酬が低いのでは?」という疑問は、データで解消できます。

    フルリモート×フリーランスの平均月額報酬(Remogu調べ)

    Remoguが2023年1月〜2024年2月に発生した案件2,450件を調査した「2024年度最新フリーランスエンジニア報酬ランキング」によると、全12職種の平均月額報酬は約76.5万円で、2022年度比で約3万円上昇しました。(出典:Remogu「フリーランスエンジニア職種別・言語別月額報酬ランキング(2024年度)」

    【職種別月額報酬ランキング(2024年度・Remogu調べ)】
    順位職種月額報酬(参考)2022年比
    1位CTO / VPoE / テックリード約98.9万円+約5万円
    2位〜AIエンジニア / MLエンジニア高水準上昇傾向
    3〜4位iOSエンジニア上昇幅最大+約9.2万円
    5〜7位Androidエンジニア上昇幅大+約9.1万円
    全体平均全12職種約76.5万円+約3万円

    出典:Remogu「2024年度フリーランスエンジニア報酬調査」 調査対象:2023年1月〜2024年2月案件2,450件

    言語・フレームワーク別の報酬水準

    言語・フレームワーク別では、全71種から算出した上位20位の平均月額報酬は5万円以上の上昇を記録。1位はSAP(104.0万円)で、インフラ系・モバイル系の言語がランクアップしました。月額80万円以上の案件も豊富に保有されています。(出典:Remogu「フリーランスエンジニア報酬調査(2024年度)」

    【言語・フレームワーク別の報酬傾向(2024年度・Remogu調べ)】
    カテゴリ主な言語・FW報酬水準
    エンタープライズ系SAP月額104.0万円(1位)
    インフラ系Terraform、Ansible等上位20位中6種ランクイン
    モバイル系Swift(iOS)、Kotlin(Android)約9万円超の上昇幅
    主要Web系TypeScript、Go、Python等月額60〜80万円台
    フレームワークDjango(Python)15位圏内維持

    出典:Remogu「2024年度フリーランスエンジニア報酬調査」

    3. 生活費比較:青森 vs 東京——数字で見る「実質的な豊かさ」

    同じ月額75万円の報酬でも、暮らす場所によって「手元に残る豊かさ」は変わります。ここでは、東京と青森の主要な生活コストを比較します。

    【東京 vs 青森:主要生活費の比較(編集部調べ)】
    項目東京(参考)青森市(参考)差のイメージ
    家賃(1LDK目安)15〜20万円台5〜8万円台毎月10万円超の差
    物価水準指数(全国平均=100)104.598.6東京の方が高水準
    通勤時間(平均)長距離通勤ありほぼ不要(在宅)通勤コスト▼
    駐車場費用2〜3万円超も0.5〜1万円台コスト削減可
    食材(鮮魚・農産物)高コスト地物が豊富・安価食費の質が向上

    出典:総務省「消費者物価地域差指数(2023年)」、Yahoo!不動産(2024年)、各種生活費データより編集部調べ

    総務省統計局が2024年に公表した「消費者物価地域差指数(2023年)」では、東京都の総合指数が104.5と全国で最も高く、11年連続でトップです。青森県は98.6で、全国平均よりもわずかに下回る水準にあります。物価水準の差分(東京÷青森)は約5.9ptで、特に住居費の差が大きいことが示されています。

    「実質月収」で考える

    例えば、月額報酬75万円(税込)のリモートワーク案件に参画したとします。フリーランスの場合、経費・税金等を除いた手取りの計算は個人によりますが、仮に手取りを55万円と想定すると:

    【実質月収シミュレーション:東京 vs 青森(概算)】
    支出項目東京の場合(目安)青森の場合(目安)
    家賃約18万円約7万円
    食費・生活費約10万円約8万円
    交通費約2万円(通勤不要のため削減)約1万円(車維持費込)
    合計生活費(概算)約30万円約16万円
    手元に残るイメージ約25万円約39万円

    ※上記は概算であり個人差があります。税金・社会保険料・経費等は別途考慮が必要です。

    同じ報酬でも、青森での暮らしは手元に残る額が大きくなります。これは「節約」ではなく、「生活の再設計」です。

    4. リモートワーク案件を獲得するために必要なスキルと準備

    「スキルがあれば場所を選ばない」——これはリモートワーク案件の原則です。しかし、どんなスキルが求められるのかを理解していなければ、準備の方向が定まりません。

    高単価案件で求められる主要スキル

    Remoguの2024年度報酬調査では、SAP・インフラ系(Terraform・Ansible等)・モバイル系(Swift・Kotlin)が高報酬案件の上位を占めました。また、クラウド(AWS・GCP・Azure)案件は増加傾向にあり、AIエンジニアや機械学習エンジニアも引き続き高水準を維持しています。(出典:Remogu「2024年度フリーランスエンジニア報酬調査」

    【高単価案件で求められる主要スキル一覧(2024年度・Remogu調べ)】
    スキルカテゴリ具体例報酬水準の目安
    エンタープライズ・ERPシステムSAP ABAP/BASIS/FI/CO月額90〜100万円超
    クラウドインフラAWS/GCP/Azure、Terraform、Ansible月額75〜95万円
    モバイルアプリ開発Swift(iOS)、Kotlin(Android)月額75〜90万円
    AI・機械学習Python、TensorFlow、PyTorch月額80〜100万円
    バックエンド開発Go、TypeScript、Java、Python月額60〜80万円
    フロントエンド開発React、Vue.js、TypeScript月額55〜75万円

    出典:Remogu「2024年度フリーランスエンジニア報酬調査」をもとに編集部作成

    リモートワーク案件に必要な「仕事力」

    技術スキル以外に、リモートワーク案件を継続的に受注するために必要な要素があります。

    【リモートワーク案件で求められる「仕事力」】
    要素内容
    非同期コミュニケーション力Slackやチャットツールでの文章力。「伝わる」報告・相談ができること
    自己管理・タスク管理工数見積もり・期日管理・プロジェクト管理ツール(Jiraなど)の活用
    ドキュメント作成力仕様書・議事録・技術ドキュメントを自発的に作成できること
    セキュリティ意識VPN・端末管理・情報取り扱いに関するリテラシー
    オンライン会議対応カメラON・音声環境の整備・会議ファシリテーション能力

    フリーランス独立前に確認すべき準備事項

    • 開業届の提出(税務署):フリーランスとして活動を始める際に必要
    • 青色申告申請:節税メリットを受けるために推奨
    • 国民健康保険・国民年金への切り替え:正社員時と異なる加入手続き
    • インボイス制度への対応:適格請求書発行事業者の登録検討
    • 実績・ポートフォリオの整備:案件参画の際に必要

    5. IT系技術職のテレワーク事情——データが示す現実

    「リモートワーク案件は本当に続いているのか?」という疑問に、データで答えます。

    IT系技術職のテレワーク実施率は全職種最高水準

    パーソル総合研究所「第十回・テレワークに関する調査(2025年)」によると、テレワーク継続希望率は調査開始以来最高の82.2%に達しました。職種別では「IT系技術職(58.3%)」が「コンサルタント(62.2%)」に次ぐ高水準を維持しており、スキルの希少性が高い職種ほどテレワーク継続を企業側も支持する傾向があることが明らかになっています。(出典:パーソル総合研究所「第十回・テレワークに関する定量調査(2025年)」

    【テレワーク関連データ一覧】
    指標データ出典
    テレワーク継続希望率(全体)82.2%(過去最高)パーソル総研(2025年)
    IT系技術職のテレワーク実施率58.3%(全職種2位)パーソル総研(2025年)
    テレワーク導入企業割合47.3%総務省「令和7年版情報通信白書」
    フルリモート案件の検索数2019年比90倍以上に増加Indeed、各種求人データ

    出社回帰の動きとフリーランスの優位性

    国土交通省「令和6年度テレワーク人口実態調査(2025年3月)」によると、2024年10月時点のテレワーク実施率は15.6%でした。一方で、雇用型就業者全体と異なり、フリーランスは業務委託契約を前提とするため、出社回帰の影響を受けにくい構造にあります。(出典:国土交通省「令和6年度テレワーク人口実態調査」(2025年3月)

    正社員の場合、企業方針によって出社を求められるリスクがあります。一方、フリーランスがリモートワーク案件を選んで参画する場合は、「リモートワーク可」を契約条件として確認した上で業務委託契約を結ぶため、出社回帰の影響を構造的に回避しやすいといえます。

    6. 青森でリモートワーク移住を実現した人たちの声

    数字ではなく、人の話を聞くほうが、現実は鮮明に見えてきます。

    「大阪から青森に移住して、早朝は渓流釣りを楽しみ、朝はアスパラ農家として働き、昼からコワーキングスペースでエンジニアの仕事をしています。東京ではありえない働き方です。」

    — NPO法人あおもりIT活用サポートセンター 本田政邦理事長(青森市在住・Uターン)の言葉より

    青森県が公表するリモートワーク移住事例では、首都圏や関西圏の企業に籍を置きながら、または県外の仕事を継続しながら青森県でゆとりある暮らしを実現している人が増えています。移住前に最大の課題とされていた「仕事が見つかるか」「収入の減少」という不安は、リモートワーク案件の活用によって大幅に軽減されています。(出典:青森県「青森暮らしサポートセンター:リモートワーク移住情報」

    また、株式会社LASSICが運営するテレリモ総研の「テレワークによる地方移住」に関するレポートでは、テレワーク経験者のUターン・Iターン移住の動機として「パートナーの転勤・転職」「育児・介護との両立」「自然環境への希求」が多く挙げられており、「経済的な理由」だけでなく「人生の選択肢を広げる手段」としてリモートワーク案件が活用されていることがわかります。

    7. Remoguで青森から案件参画する流れ

    Remogu(株式会社LASSIC運営)は、リモートワーク案件に特化したフリーランスエンジニア向けのジョブエージェントサービスです。公開案件3,790件(うちフルリモート1,428件)を保有しており、青森在住のエンジニアでも首都圏・全国のクライアント案件に参画できます。

    案件の種類

    【Remoguの案件タイプ一覧】
    案件タイプ概要割合(参考)
    フルリモート案件プロジェクト開始からすべて在宅勤務で参画公開案件の約40%
    ハイブリッド型リモート案件基本リモート+必要時のみ訪問公開案件の約60%
    シフト(移行)型リモート参画開始時は常駐→徐々にリモートへ移行一部案件

    参画までの流れ

    【Remogu案件参画ステップ】
    ステップ内容
    ① 無料登録・相談経歴・スキル・希望条件を伝え、キャリアカウンセリングを受ける
    ② ヒアリング・希望確認稼働開始日・稼働工数・リモート希望・単価希望などを確認
    ③ 案件紹介希望条件に合う案件を複数紹介。青森在住でも全国の案件が対象
    ④ エントリー・面談クライアントとのオンライン面談。Remoguが条件交渉を代行
    ⑤ 契約・参画開始契約締結後、合意した稼働開始日より業務を開始
    ⑥ 参画中サポート担当エージェントが継続的にフォロー。次案件の先回り提案も実施

    Remoguはプライム(一次請け)のシステムインテグレータが運営母体であるため、中間マージンが最小化された高単価案件を紹介できる体制が整っています。月額80万円以上の案件も豊富に保有しており、青森在住のエンジニアが「東京水準の報酬」を受け取ることは、仕組みとして可能です。

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    8. まとめ——青森でエンジニアとして働く、という選択

    仕事と暮らしは、ずっと一緒の場所にあると思っていました。でも、リモートワーク案件という仕組みが、それを変えました。

    東京の報酬を、青森の暮らしで受け取る。それは「贅沢な夢」ではなく、「設計できる現実」になっています。

    この記事でお伝えしたことを整理します。

    【まとめ:青森×リモートワーク案件のポイント】
    テーマ要点
    報酬水準フリーランスエンジニアの平均月額報酬は約76.5万円(Remogu・2024年度調査)
    生活費の差東京都の物価指数104.5 vs 青森県98.6(総務省・2023年)。家賃差だけで月10万円超の差も
    テレワーク需要IT系技術職のテレワーク実施率58.3%(パーソル総研・2025年)。継続希望は82.2%で過去最高
    フリーランスの優位性業務委託契約により、出社回帰の影響を構造的に受けにくい
    案件環境Remogu公開案件3,790件。フルリモート1,428件。青森在住でも全国案件に参画可能

    「スキルがある人間は、場所を選べる」という言葉があります。でも正確には、スキルと仕組みの両方があって初めて、場所を選べるのです。

    Remoguは、その「仕組みの側」を担います。青森でエンジニアとして暮らしたい、あるいはこれから移住を考えている方の、案件探しのパートナーとして活動しています。

    Remogu(リモグ)でリモートワーク案件を探す

    Remoguは、株式会社LASSICが運営する、ITエンジニアに特化したフルリモートワークの案件サイト(エージェントサービス)です。90%以上の案件がフルリモート可能で、地方在住者や副業・フリーランスが、場所にとらわれず東京などの都市部の高単価案件を獲得できるのが特徴です。

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    参考資料

    1. Remogu(株式会社LASSIC)「フリーランスエンジニア職種別・言語別月額報酬ランキング(2024年度)」

    2. 総務省統計局「消費者物価地域差指数(2023年)」

    3. 総務省「令和7年版 情報通信白書 テレワーク・オンライン会議」

    4. パーソル総合研究所「第十回・テレワークに関する定量調査(2025年)」

    5. 国土交通省「令和6年度テレワーク人口実態調査」(2025年3月)

    6. テレリモ総研(株式会社LASSIC)「テレワークによる地方移住」

    7. 青森県(青森暮らしサポートセンター)「青森県リモートワーク移住情報」