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    インタビュー・コラム「未来の選択」 森本 順一さん~子育て、趣味、自己研鑽。すべてを諦めない

    テレワーク・リモートワークに特化した人材サービス「Remogu(リモグ)」は、利用される方が「場所に依存しない働き方」をすることで、趣味の充実や地方への移住など、夢の実現に近づく魅力的な生活を実現できるようご支援しています。

    <Remoguインタビュー・コラム「未来の選択」>では、「リモートワーク」という働き方を選択することで、「じぶんらしく」働く人をご紹介します。

    <Remogu「未来の選択」>今回は、福岡県にお住まいの森本順一(もりもと じゅんいち)さん、38歳。Remoguを通して、現在、合同会社DMMに参画するフリーランスのバックエンドエンジニアです。仕事と子育ての両立だけではなく、趣味を楽しみ、エンジニアとしてのスキルアップを実現するまでにどのような変遷があったのかお聞きしました。

    福岡でキャリアを重ねたエンジニア人生

    現在福岡県在住の森本さんは、4児の父親。上から高1、中2、小5、小3という、現代では大所帯の家庭です。高校生の娘さんは、現在カナダに留学中なのだとか。娘さんの留学をしたいという思いに対して、「行って来い」と背中を押して送り出した、子供思いのお父様です。

    そんな森本さんは、生粋の福岡県民で、大学院を卒業後、地元のIT系企業に就職されました。

    「父が建築関係の仕事をしていた影響で、進路は建築系の高校を目指していたのですが、受験に失敗してしまって。その後進学した高校で出会った恩師が電子、情報系の人で、勧められるまま大学に進学をし、IT系の道に進むことになりました。」

    一度は東京で働く機会もあったそうですが、住み慣れた土地を求めて帰郷。自己成長や仕事の幅を広げたいと考えて、フリーランスとして独立していた時期もあったそうです。

    「フリーランスは、とにかく確定申告が面倒臭かったですね(笑)。」

    と冗談交じりに語る森本さんからは、そのときどきの状況に合わせて鷹揚に構えて取り組んでいらっしゃる雰囲気を感じました。

    そんな森本さんだからこそ、働き方に強いこだわりはなかったのだとか。フリーランス経験を積む中で知人からの紹介を受けて、再び正社員の道へと戻りました。

    BtoB企業の正社員として働くも、事業も働き方もミスマッチで……

    新たに転職したのは、RPAやノーコードツールの開発を手掛けるBtoB企業。kintoneなどの外部ツールや基幹システムのカスタマイズなど、ITツールの導入支援を主に手掛けていたそうです。

    そこでまず感じたのが、事業内容のミスマッチだったのだとか。

    「これまでは受託系の案件や自社サービスの開発を手掛けていたので、あまり開発を行えないBtoBの環境は『少し違うな』と。」

    なかなか業務にモチベーションが見いだせない中、働く環境は段々と厳しいものになっていきました。会社は週に2回のリモート制度が採用されていたものの、電話応対のために実際はほとんどフル出勤。

    「通勤時間は30分ほどだったので大きな負担ではありませんでしたが、朝は7時半には出勤するので、帰ってきても子どもたちの寝顔を見て寝るだけの毎日でしたね。」

    森本さんはもともとエンジニアの勉強会を主催するなど勉強熱心な方だったのですが、忙しい毎日ではそんな自主的な活動も滞ってしまい、1年半後に転職を決意されました。

    希望のタイミングでスムーズにDMM社の案件にジョイン

    Remoguを知ったのは、実は転職を考える前の段階だったのだとか。前職で森本さんが主催した勉強会に参加したフリーランスの方から、「Remogu、いいよ。」と紹介してもらったそうです。

    「当時はあまりに仕事が忙しく、心身に影響が出る一歩手前のような状態だったと思います。ある程度仕事の目処を付けた段階で退職を願い出ました。そして知り合いが勧めてくれるならとRemoguに登録して、正社員とフリーランス両方で案件を探してもらいました。」

    仕事探しの軸は自社サービス開発を行っていることや、バックエンドに携われることなど。もともと副業などを通してリモート案件の経験はあったので、フルリモートで働く不安は全くなかったそうです。

    Remoguのカウンセリングを受けたのは、退職が決まった2023年1月。退職手続きなどの関係で実際に稼働できるのは2ヶ月先になりましたが、すぐにフリーランスとしてDMM社で働くことが決定しました。

    「エージェントを使ったのは初めてでしたが、フリーランスの場合本来は個人でやらなければならない契約関係の手続きや単価交渉まで、全て任せられるのは助かりますね。DMMさんの案件を紹介されて即座に採用していただけたのですが、『こんなにスムーズに進むのか』と驚きましたよ。」

    生活が一変!休日は家族と出かけ、趣味の釣りやバイクいじりを楽しむ日々

    DMM社で稼働し始めて、現在数ヶ月。フルリモートかつフレックス制度という労働環境によって、これまでとは生活が一変したと森本さんは語ります。

    「まず、DMMさんは残業がほとんどないんですよ。組織の中で上手く仕事が調整されているんですね。もちろん、休日出勤もありません。家族と一緒に過ごせる時間が格段に増えましたし、週末は子供たちと一緒にあちこち出かけています。自分の時間もだいぶ取れるようになり、昔から好きだった釣りやバイクいじりを再開しました。」

    子供たちは今が育ち盛り。その成長を存分に見守りながら、自分の趣味も楽しむ日々を送れるようになっています。仕事自体も至って順調で、困り事は「全くない。」と断言されるほどです。

    「人員の入れ替わりは多少激しい企業ですが、開発現場はドキュメントが用意されているので、誰かが抜けても引き継ぎがスムーズです。私自身、業務がスタートしたときも特に戸惑いませんでしたし、現在までなんの支障もなく働けています。リモートワークにはメリットしか感じません。」

    リモートでのやり取りは、基本的にSlackで完結。何かあればZoomで打ち合わせをするスタイルです。業務の進め方についても、「非常に軽やか。」と絶賛されていました。

    「困っているとすれば、私が書く作業報告書の提出が少し遅れがちなことくらいですよ(笑)。」

    自己研鑽を重ね、いずれは海外で英語を使った働き方を

    現状の業務内容にも働き方にも大満足されている森本さんですが、Remoguに対する要望についてお伺いすると、「フィードバックがまだまだ足りない、もっとほしい」という一言をいただきました。

    「業務委託として働く中で、DMMさん側から何か私に対してフィードバックがあるなら、ぜひRemoguさん経由で伝えてほしいです。まだジョインしたばかりというのもありますが、もし何か改善点があるのなら、積極的に補っていきたいと思っています。」

    そう語る森本さんからは、エンジニアとして積極的に成長していこうとする向上心の高さが強く伝わってきました。実際、以前は勉強会を自分で主催しており、今でもPHPカンファレンス福岡のスタッフとして参加するなど、スキルアップのためならエンジニア同士の交流や情報のキャッチアップは欠かさない方です。

    新しい技術にも興味津々で、Remogu登録時のカウンセリングでは「RustやGoを扱ってみたい」という希望も出されていました。

    そこで最後に、エンジニアとして今後目指したい目標について質問をしてみると……。

    「常に新しいことに挑戦してみたい思いはあります。これまではずっと日本語メインの業務でしたが、もしも機会があるなら、英語を使えるような環境に身を置きたいです。オーストラリアやニュージーランドなど、比較的ビザを取得しやすい海外への移住も考えています。」

    森本さんの周囲には海外移住をして起業をする方がいるなど、刺激的なお話を耳にする機会も多いそう。海外から参画できるのなら、働く企業も雇用形態も、やはりこだわりはないそうです。「英語の勉強は、これからやろうかな(笑)。」と、楽しげに語る姿が印象的でした。

    どんどん新しいことを学びたい、より良い環境で働きたい。今回Remoguは、そんな願いに寄り添い、森本さんらしい働き方ができる一助になれたのだと実感できました。

    今後もRemoguは、森本さんの<未来の選択>がより豊かになるよう、サービスの質を高め、仕事探しのパートナーとして寄り添い続けてまいります。