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    フリーランスエンジニアとして働くメリットとデメリット- 成功する秘訣を考察

    フリーランスエンジニアのメリット

    現在企業に勤めているが、いずれはフリーランスエンジニアとして独立したい……。そんな方にとって気になるのが、会社員時代と比較してフリーランスエンジニアにはどのようなメリットがあるのかではないでしょうか。漠然と、「自由に働いて稼げる」イメージを持っている方も多いかもしれません。

    本記事ではフリーランスエンジニアになるメリットに加え、デメリットについてもご紹介。自身にフリーランスという働き方が向いているかどうか、最初の判断軸としてご活用ください。

    フリーランスエンジニアとは?

    フリーランスエンジニアとは、特定の企業と雇用関係を持たず、個人として独立して働くエンジニアを指します。会社に勤める会社員エンジニアとは違い、在宅もしくは客先のオフィスなどに常駐をして仕事をこなします。

    「ITフリーランス人材」というくくりで見ると、その総数は2021年時点で約23万人にのぼり、年々増加傾向です。エンジニアに関しても、今後フリーランスは増えていくことが予想されます。


    フリーランスエンジニアとして働く3つのメリット

    DXの動きが加速する現在、IT人材はどの企業でも引く手あまたです。その中であえてフリーランスとして働くメリットは、どこにあるのでしょうか。


    (1)仕事のやり方を自分で管理できる

    フリーランスは個人で働くため、仕事に対する裁量は全て自分自身が持つことになります。どんな案件を受注するのかはもちろん、実際に仕事を行う稼働時間から作業をする場所まで、自分で決められるのが大きなメリットです。

    「混雑する土日を避けて、平日に休みを取りたい」「今月はたくさん働いて、来月は少し休もう」といった希望も、フリーランスであれば自由に叶います。

    特に在宅でリモートワークをするなら、家事・育児への参加や副業への取り組みなど、ワークライフバランスも実現しやすいでしょう。


    (2)高い収入を得られる!?

    会社員の場合はどれほど多くの仕事をこなしても1ヶ月あたりの給与が決まっていますが、フリーランスエンジニアは働けば働いた分だけ、案件ごとの報酬をそのまま得られます。高単価案件だけに絞って仕事を受注することも可能です。

    このため、固定給の会社員に比べてフリーランスはスキルが年収に直結しやすい傾向にあると言えるでしょう。

    特にフリーランスエンジニアは、ほかの職種に比べて高収入を得られる可能性が高いと考えられます。実際、一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会の「フリーランス白書 2020」によれば、フリーランスで800万円以上の年収を得ている割合は、エンジニア・技術開発系が29.8%と最も多い割合です。

    リモートワーク人材エージェント「Remogu」(リモグ)が持つ、約4,000件のITエンジニア向けのフルリモートワーク案件における平均月額報酬等でも高収入が目立ちます。

    フリーランスエンジニアの報酬
    フリーランスエンジニアの報酬

    画像引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000069.000069473.html?trflg=1


    (3)多様なプロジェクトを経験し、自由なキャリアを描ける

    一つの企業に所属しているだけでは得られないような多様な経験を積めるのも、フリーランスのメリットです。会社の場合はどうしても関わる業界やテクノロジーに偏りが出てしまいますが、フリーランスなら興味のある分野の案件に自由に応募できます。

    自身のポートフォリオに多様性が出ればそれだけクライアントからの信頼を獲得しやすく、ますます取り組める仕事に幅が出るでしょう。

    その中で自分の得意分野に絞って一つの分野を極める、あるいは未経験の技術に挑戦してスキルの幅を広げるなど、自分のキャリアを自由に描けるのもフリーランスエンジニアならではの利点です。

    会社勤めの場合は、必ずしも自分がやりたい仕事だけをできるとは限りません。自分自身が描きたい理想像に向けて働けるという点では、フリーランスにアドバンテージがあります。


    デメリットもある!フリーランスエンジニアになる前に知りたい注意点

    一見するとメリットばかりのフリーランスエンジニアですが、もちろん注意点や課題もあります。


    最初は収入が不安定になりやすい

    フリーランスは会社と異なり自分で仕事を獲得しなければならないため、最初のうちは安定した収入を得るのが難しい場合があります。例えば、なかなか仕事を紹介してもらえない、スキル不足で高単価案件は応募しても落ちてしまうといった自体が想定されます。仕事はあっても、自分のスキルに見合った案件だけでは低収入になってしまう……ということもあるでしょう。

    契約が終了すれば次の仕事を探さなければなりませんし、月ごとの収入に差がありすぎると、日々の生活に必要な支払いに困ってしまう事態も考えられます。収入が不安定であるがゆえに社会的信用を得られず、いざというときにローンを組めないなどの不自由も想定しなければなりません。

    独立する前に一定の貯蓄は用意しておき、不安定な収入にも耐えられるようにしましょう。


    営業やマーケティング活動の負担がある

    フリーランスにとって営業やマーケティングは非常に重要です。自ら人脈を構築して新たなクライアントとのつながりを得る、個人サイトやブログ、SNSで情報発信をするといった営業・マーケティング活動を行えば、継続的な案件獲得につながりやすくなります。

    ただし、エンジニアとしての業務とは違う部分に労力をかけすぎると、肝心のメイン業務がおろそかになる可能性もあります。エンジニアの仕事はパソコンに向かってコツコツ作業をするシーンがほとんどなので、「営業は向いていない」「マーケティングなんてわからない」と悩む方もいるかもしれません。

    その場合は、企業と個人を繋いでくれるエージェントへの登録をお勧めします。すでにエージェントが多数フリーランスエンジニア向けの案件を保有しているので、営業活動の必要はありません。

    「Remogu」もエンジニア向けのエージェントサービスで、特にリモートワークで働ける案件をご紹介しています。

    昨今ではリモート案件も増えているので、働く場所にこだわらずに活躍したい人にも人気になっています。自分に合ったやり方を見つけて、負担のない範囲で積極的にアプローチをするのが、長くフリーランスを続けるためのポイントになります。


    フリーランスエンジニアとして成功するために身に付けたいスキル

    上記の注意点や課題も踏まえつつ、フリーランスエンジニアとして成功するために磨いておきたいスキルについてもお伝えします。


    セルフマネジメントスキル

    フリーランスエンジニアは、一度納期に遅れただけでもクライアントからの信用を失い、仕事をもらえなくなってしまう可能性が非常に高い働き方です。個人で仕事をするからこそ、クライアントの信用を勝ち取り続けるのが何より重要になります。

    フリーランスは急な体調不良になっても代わりに誰かが作業をしてくれるわけではありませんから、スケジュールだけでなく体調管理も含めたセルフマネジメント能力はしっかり身に付けておきましょう。

    例えば「納期に間に合わせる」を徹底するためには、作業は一気に詰め込むのではなく日数を分けてコツコツ取り組む、急な用事が入ったときや病気に備えて余裕のある納期を設定するなどの工夫が考えられます。健康維持のため、在宅でも毎日運動をするといった心がけも必要です。


    コミュニケーションスキル

    たとえフリーランスエンジニアであっても、コミュニケーションスキルは必要不可欠です。「スキルはあるけれど、コミュニケーションが取れず上手く連携できない人だ」とクライアントに判断されては、そのまま仕事を失いかねません。

    特に常駐型で働く場合は、会社員と変わらず周囲のメンバーと良好な関係を築いて、仕事をスムーズに進められるようにするのが大きなポイントになります。

    リモートワークであっても、クライアントが自分にどんな仕事を要求しているのかをしっかりヒアリングして、コミュニケーションミスが起きないようにするのが肝要です。


    スキルアップのための自己研磨スキル

    ITの世界は非常に速いスピードで変化し続けていますから、エンジニアは常に自分が扱う技術に関して最新情報をキャッチアップし、勉強をし続ける必要があります。ときには新しい技術にチャレンジして、スキルアップを図る必要もあるでしょう。

    会社員であれば企業が開催する勉強会や研修制度を活用したり、メンバーから直接教えてもらったりすることが可能ですが、フリーランスは技術を学ぶための環境を自分で構築しなければなりません。

    一般のコミュニティやエンジニア同士のネットワークを活用し、スキルアップし続けられるよう工夫しましょう。


    成功したフリーランスエンジニアのケーススタディ

    最後に、実際にフリーランスエンジニアとして活躍する方々の事例を簡単にご紹介します。リンク先には彼らの成功の秘訣やハードルの克服方法もたっぷり掲載されていますので、ぜひ参考にしてみてください。


    好きな仕事を選び、理想のキャリアビジョンに向けて前進中

    埼玉県在住の大場さんは、エンジニアとして20年のキャリアを積む中で、4度の転職を経てフリーランスに転身されました。背景にあったのは、「会社員だと仕事を選べない」というもどかしさです。

    フリーランスエンジニアに転向してからはRemogu経由で業務委託で、株式会社スナックミーの開発案件に従事。自分の好きなPythonや新しいフレームワーク、そして「おやつ」に携わり、充実した働き方を実現しています。


    「自宅で働く」「収入アップ」、2つの希望をフリーランスで実現

    北海道在住の宮下さんは、大手メーカーグループのシステム会社で開発エンジニアやPMを務めていましたが、自宅でストレスフリーに働くことと、より良い報酬を求めてフリーランスのリモートワーカーに転身しています。

    当初は希望の案件を見つけるのに苦労されましたが、現在は高単価なフルリモート案件で大幅な収入アップに成功しました。

    まとめ

    フリーランスエンジニアは高収入や自分の思い描くキャリアパスを叶える上で、有効な選択肢の一つです。独立を考える前に、自分が今現在どんなスキル・経験を持っているのかを棚卸しして、今後は働き方も含めてどんな案件に携わりどんなキャリアを歩んでいきたいのかを、じっくり考えてみましょう。

    特に、ワークライフバランスを考えて今後はリモートワークにしたい、都心ではなく地元に戻って自由な働き方をしたいといった理想がある方は、リモートワークに特化したエージェントサービス「Remogu」で案件を探してみるのがおすすめです。

    https://remogu.jp/

    ぜひ、自分のキャリアや理想を実現する働き方を目指してください。