• 企業インタビュー
  • |Remogu(リモグ)" />

    インタビュー・コラム 「一緒に働く仲間に求めるもの」 株式会社スナックミー

    「おやつと世界を面白く。」という、ブランドパーパスを掲げる、株式会社スナックミー。同社は、サブスクリプション形式で、100種類以上ものお菓子からユーザーにピッタリのおやつを提供する、おやつの定期便「snaq.me(スナックミー)」を展開している。


    “テクノロジーを使って新しいおやつ体験をデザインする、新しいおやつブランド”と自ら発信するほど、テクノロジーに拘りをもつスナックミー社に、今後の展開、そして、求めるエンジニア像を、創業時からCTO(チーフテクノロジーオフィサー)を務める三好 隼人氏に取材してきました。

    三好 隼人

    株式会社スナックミー CTO& co-founder

    大学卒業後建築設計事務所へ勤務。その後、ソフトウェアエンジニアへキャリアチェンジし、2014年、geechs株式会社へ入社。技術本部のリーダーとしてモバイルアプリのプロジェクトマネージャーを経験。
    2015年、株式会社スナックミーを創業以後、CTOとしてエンジニアリングチームを率いている。

    お客様の声を大事にする企業が求めたのは、技術力だけでなく、サービスを一緒に成長させてくれる仲間

    時には代表が自ら電話することも。サービス作りで大切にしているのは「ユーザーとの距離」

    まず、当社では、お客様が心地よくサービスを使っていただけるように、何を大事にすべきかを常に考えています。そして、大事にすべきものの1つとして、「ユーザーの声」があります。
    早いスピードで事業を進めていると、ときに、自分たちの現在地点を見失いそうになることもあるのですが、そのようなときに、お客様のリアルな意見を聞けば聞くほど、自分たちの思い込みが覆されますね。時には、当社の代表が自ら電話をかけ、お客様からフィードバックを頂くこともあります。


    「snaq.me」は、お客様が自身でおかしを選んだり、評価したりするアプリを持っていますが、そちらに関しても、使いにくいなどの声から気づきを得て、新規開発・改善をしております。

    社員のみを採用していた過去と、業務委託社員も受け入れている現在の違いとは

    当社は、以前は社員のみ採用をしておりました。しかし、即戦力となるような社員の採用は難しく、業務委託にて高いパフォーマンスを出してくださる方も募るようになりました。
    社員には、社内コミュニケーションも含め期待しますが、業務委託の方には、お願いしたタスクを高い専門性でこなすことのみに集中していただくことで、1つ1つの成果の質を高めることに繋げています。


    しかし、業務委託の方を採用した当初は、うまくバリューを発揮していただくことができませんでした。それは、私たちが、業務委託の方なら、抽象度が高いタスクを渡しても、理解して業務を回してくれるという思い込みが原因でした。結果として、業務の手戻りが多く、お互いにストレスとなり、バリューを発揮いただけないまま終了となることが続きました。
    そこで、私たちは、依頼する業務の解像度を上げること(詳細化)に、取り組みました。

    フルリモートワークで働くメンバーにも成果を出してもらうために「解像度を高める」ことを意識する

    当社は、おかしの製造からの一連の流れ(原料の調達~出荷まで)を一貫して行っているため、社員は出社を基本としています。一方、業務委託のエンジニアさんは、フルリモートワークでの稼働を可能としています。


    出社することでしか見えない、分からないことを、フルリモートワークで理解してもらうことは、非常に難しいため、業務を依頼する際は、工夫をしています。
    例えば、大きなプロジェクトがスタートするときはオンラインミーティングなどで顔合わせをしてから始めることを必須としていますし、粒度が大きなタスクは、なるべく小さくして依頼をするようにしています。


    また、オンボーディング時は、その方の能力にかかわらず、誰でもできる簡単なことからお願いをして、全体の解像度をあげてもらう、全体を見えるようにしてから依頼することを心掛けています。

    「Remogu(リモグ)フリーランス」はチャレンジ精神あるタレントの宝庫!?

    「Remoguフリーランス」に出会う前から、当社では人材サービスを利用していました。エンジニアさんをご紹介いただくこともありましたが、私達は自分の技術力を磨くことだけでなく、「Snaq.me」の成長を一緒に楽しめる方を求めていました。「Remoguフリーランス」は他のエージェントに比べて、チャレンジ精神が旺盛で、やってみよう、という精神の方が多く在籍していると思います。現在、稼働いただいている2名に関しても、チャレンジ精神はもちろんのこと、会社やサービスを好きで一緒に成長させてくれています。

    「snaq.me」の目指す世界と、テクノロジーの可能性

    “おやつにもっとテクノロジーとアイデアを。” これは、「snaq.me」のおやつに対する考え方の1つです。
    大きく変化した社会に対して、おやつの変化はあまりなく、テクノロジーとアイデアを掛け合わせることで、エンジニアとして出来ることは無限大だと感じています。アプリをお客様との接点にすることにより、私たちはおかしに対する様々なデータを持っています。そのデータを活用し、「おやつを選ぶアルゴリズム」など、今まで見ることができなかった、感覚的でしかなかったものを、可視化し、お客様に気づきを与え、新しいおやつ体験を創造し、おやつの時間の価値を高めていきたいと考えています。