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    コーディングだけでは頭打ち?WordPressのフルリモート案件で月80万円を超えられない人の共通点

    WordPressフルリモート案件の単価相場と2026年AI活用トレンドのイメージ

    「WordPressのスキルを活かしてフルリモートで働きたい」「業務委託案件の単価相場はどのくらい?」「2026年のWordPressはAIに影響を受けないの?」――Web制作やCMS開発に携わるフリーランスの方から、こういった声を多くいただきます。

    WordPressは現在、全世界のWebサイトの約40%以上で利用されている最大級のCMSです。世界中の企業サイト・ブログ・ECサイトで採用されており、2026年現在もその需要は衰えるどころか、AIとの融合によって新たな局面を迎えています。

    フリーランスHub(2026年6月調べ)によれば、WordPressのフリーランス案件数は全国で約2,141件以上あり、そのうち在宅・フルリモート対応の案件は東京都だけで939件に達します。

    本記事では、Remoguを通じてWordPressのフルリモート業務委託案件をお探しの方に向けて、最新の単価相場・必要スキル・2026年のAI活用トレンド・案件獲得の具体的な方法まで徹底的に解説します。

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    目次

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    1. WordPressとは?フリーランスにとっての位置づけ

    WordPressの位置づけを示すイメージ

    WordPress(ワードプレス)は、PHPで開発されたオープンソースのCMS(コンテンツ管理システム)です。2003年の公開以来、継続的なアップデートとプラグイン・テーマの膨大なエコシステムを背景に、世界で最も広く使われるWebサイト構築プラットフォームとして確固たる地位を築いています。

    フリーランスエンジニア・Webデザイナーにとって、WordPressは「案件数の多さ」と「フルリモート対応のしやすさ」という2つの面で魅力的です。コーポレートサイト・メディアサイト・ECサイト(WooCommerce)・採用ページなど、案件の業種・規模が非常に多様であるため、ご自身の得意領域を軸に幅広い案件に挑戦できます。

    また、WordPressはREST APIを標準搭載しており、「ヘッドレスCMS」として活用したり、外部AIシステムと連携させたりする用途での需要も2026年から拡大しています。単純なサイト制作にとどまらない、より高度なエンジニアリング領域にも案件が広がりつつあります。

    2. 在宅・リモート1,073件超:WordPressフルリモート案件の市場概要

    WordPressのフリーランス案件は、他の技術領域と比べてフルリモート対応の比率が高いことが特徴です。フリーランスHub(2026年1月調べ)によれば、WordPress×在宅・リモートの案件数は全国で1,073件超あり、東京都(939件)・大阪府(64件)・神奈川県(29件)の順に集中しています。

    案件内で多く使われる開発言語は、HTML(598件)・CSS(578件)・JavaScript(570件)・PHP(555件)の順であり、WordPress案件の主軸はPHP+フロントエンド技術であることが確認できます。一方、TypeScript(95件)やPython(77件)も徐々に増加しており、モダンなフロントエンド技術との掛け合わせを求める案件も増えています。

    2026年6月調べでは、WordPressの案件数は全フリーランスエージェント合算で2,141件超(レバテッククリエイター693件・レバテックフリーランス646件・フリコン192件など)となっており、安定した市場規模を維持しています。

    (参照:フリーランスHub WordPress案件データ1,2

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    3. 2026年最新・月額平均61〜62万円の単価相場

    WordPress案件の月額単価は、フロントエンド実装のみの案件からバックエンド・インフラまで含む案件まで幅があります。複数のエージェントのデータを横断すると、平均単価は60〜62万円程度で、経験とスキルの組み合わせ次第で大きく変動します。以下の表は、スキルレベル別の目安をまとめたものです。ご自身のスキルセットと照らし合わせながら、キャリアの次のステップを考える参考にしてください。

    【表1】スキルレベル別・月額単価相場(2026年版)

    下表は、フリーランスHub・フリーランススタート・インディバースフリーランスの公開データを集計したものです(月140〜180時間稼働・週5日常駐相当を基準)。WordPress案件は実務経験3年以上が必須条件となる案件が多く、まだ経験が浅い段階での参画は難易度が高い領域です。高単価案件への道は「PHP・JavaScript・TypeScriptの深い理解」と「フルスタック対応力」にかかっています。

    スキルレベル月額単価の目安年収換算(概算)主な担当領域
    基礎(1〜2年)30〜50万円360〜600万円テーマ改修・ページ追加・コーディング
    中級(2〜3年)50〜65万円600〜780万円カスタムテーマ・プラグイン開発・保守
    上級(3〜5年)65〜80万円780〜960万円フルスタック開発・ディレクション・API連携
    エキスパート(5年以上)80〜106万円960〜1,272万円ヘッドレスCMS設計・AI連携・PM・上流工程

    参照:フリーランスHub1/フリーランススタート3/インディバースフリーランス4(2026年5月時点)

    【表2】エージェント別の平均単価上位(WordPress×リモート)

    どのフリーランスエージェントを通じて案件参画するかによって、提示単価の水準は異なります。以下の表はWordPressのフルリモート案件において単価が高いエージェント上位をまとめたものです。複数のエージェントに登録して条件を比較することが、高単価獲得の基本です。なお、エンド直(発注企業と直接契約)の案件は中間マージンが抑えられる分、同じ案件でも手取りが高くなります。

    エージェント名WordPress×リモート 平均月額単価
    Findy Freelance106.4万円
    ROSCA freelance100万円
    フリーランスポート95万円
    コンプロフリーランス87.5万円
    Relance(リランス)85万円
    テックリーチ73.2万円
    HiPro Tech69.9万円
    フリコン69.3万円

    参照:フリーランスHub1(2026年1月調べ)

    4. 高単価案件に必要な3層スキルセット

    WordPressの業務委託案件に参画するために必要なスキルを、「必須」「推奨」「差別化」の3層で整理します。WordPress案件の多くは実務経験3年以上が必須条件とされるため、経験が浅い段階では副業や小規模案件から実績を積むことが基本的なアプローチです。

    必須スキル

    • HTML・CSS・JavaScript(jQueryなしでも対応できるレベル)
    • PHPの実務経験(WordPressテーマ・プラグイン開発)
    • WordPressのカスタムテーマ・テンプレート開発経験
    • MySQL/SQLによるデータベース操作
    • Gitを使ったバージョン管理
    • ローカル開発環境の構築経験

    推奨スキル(単価向上に効くもの)

    • TypeScriptの実務経験
    • React / Next.js / Vue.jsなどのモダンフレームワーク
    • Figmaを使ったデザイン確認・Dev Modeでの実装
    • GCP/AWSなどのクラウド環境での運用経験
    • SEO対策・パフォーマンスチューニングの知識
    • Shopifyとの組み合わせ開発(EC案件で需要増加)

    差別化スキル(2026年の高単価案件で評価されるもの)

    • WordPress REST APIを活用したヘッドレスCMS構成の設計・実装
    • AIを活用したコンテンツ自動生成・SEO最適化の仕組み構築
    • フルサイト編集(FSE)・ブロックテーマの高度なカスタマイズ
    • 上流工程(要件定義・ワイヤーフレーム作成・クライアント折衝)
    • Webディレクションと開発の両立(PM兼デベロッパー)

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    5. 2026年の新潮流:AI×WordPressの3つの変化

    「AIが普及すればWordPressエンジニアは不要になるのでは?」という声を耳にすることがあります。しかし実態は、AIがWordPressを駆逐するのではなく、AIがWordPressの価値をさらに高める方向に進化しています。

    ① WordPress公式AIアシスタント機能の搭載(2026年2月)

    2026年2月、WordPressはサイトエディター内に公式のAIアシスタント機能を搭載しました。自然言語での指示でサイト編集ができる機能であり、クライアント側の更新作業のハードルが下がっています。これは「非エンジニアが更新できるサイト」のニーズが高まることを意味しており、「AIでは対応できない高度なカスタマイズ」や「運用コンサルティング」を提供できるエンジニアの価値が相対的に上昇します。

    (参照:ハッシンラボ WordPress AI機能解説5

    ② AIを活用したコンテンツ生成と運用自動化

    WordPressへのAI連携プラグインが増えており、ブログ記事・製品説明文・SEOメタディスクリプションの自動生成、多言語対応、チャットボット統合などの用途で活用が広がっています。「AIコンテンツ生成の仕組みをWordPressに実装できる」スキルは、2026年の差別化要素として評価されます。

    ③ WordPress REST API×AI連携の新案件領域

    WordPress 4.7から標準搭載されているREST APIを活用して、「WordPressをAIが直接読めるデータソースとして活用する」設計パターンが普及しています。LLMやRAG(検索拡張生成)との連携、MCPサーバーとの接続など、AI時代に対応したWordPress活用の新しい案件カテゴリーが生まれています。

    (参照:Chiilabo Note AI時代のWordPress6

    6. ヘッドレス化とWordPressの将来性

    近年、「ヘッドレスCMS」という設計パターンが注目を集めています。ヘッドレスCMSとは、コンテンツの管理(バックエンド)と表示(フロントエンド)を分離し、APIを通じてデータを配信する仕組みです。

    WordPressはREST APIによりヘッドレス構成にすることが可能であり、「WordPressをバックエンドのCMSとして使いながら、フロントエンドはReact/Next.jsで構築する」という設計が2026年の案件でも見られます。この構成は、サイト表示速度の向上・セキュリティの強化・オムニチャネル展開(Webサイト・スマホアプリ・デジタルサイネージへの同一コンテンツ配信)を実現できる点で、中〜大規模案件で採用が増えています。

    一方で、「コーポレートサイトやブログなど、Webサイトのみでの情報発信であり、将来的なチャネル展開の予定がない場合は、従来のWordPressの方が導入・運用コストを抑えられる」という判断も依然として多くあります。WordPressが「終わる」のではなく、「使われる案件の性質が変化する」という理解が正確です。

    2026年時点では、制作現場においてクラシックテーマ・ハイブリッドテーマ・フルサイト編集(FSE)ブロックテーマの3つが混在しており、複数の構成パターンに対応できるエンジニアが重宝される状況です。

    7. 月額80万円超を目指す差別化戦略

    WordPress案件の単価は「スキルの掛け合わせ」によって大きく変動します。以下の表は、単価帯別の特徴とそこに到達するためのスキルセットをまとめたものです。月額60〜70万円が「スタンダード」とすれば、80万円超は「何か一つ専門性を掛け合わせたエンジニア」の水準です。キャリアの次のフェーズを設計する参考にしてください。

    【表3】単価帯別・特徴と必要なスキルの組み合わせ

    WordPressエンジニアが月額80万円超を目指すには、コーディングスキルを超えた「提案力」「上流対応力」「特定技術の深い専門性」のいずれかが必要です。下表はどの軸で専門性を高めるべきかを可視化するためのガイドラインとして活用してください。

    月額単価帯主なスキルセット差別化ポイント
    〜50万円HTML/CSS/PHP/WordPress基礎実績づくり・スピード
    50〜65万円カスタムテーマ・プラグイン開発・Git品質と保守性の高いコード
    65〜80万円TypeScript・React/Vue・AWS/GCP・SEOフルスタック対応・モダンフロントエンド
    80〜100万円REST API連携・ヘッドレス設計・Webディレクション上流工程参加・提案力
    100万円〜AI連携実装・PM・要件定義・ITコンサルビジネス成果へのコミット・AI×Web設計

    参照:フリーランスHub2/インディバースフリーランス4

    8. フルリモート案件を獲得する5つの方法

    (1)フリーランスエージェントに複数登録する

    WordPress案件の獲得において効率的な方法のひとつが、フリーランスエージェントの活用です。案件数が豊富なエージェントとしては、レバテッククリエイター(693件)・レバテックフリーランス(646件)・フリコン(192件)の順です(フリーランスHub 2026年6月調べ)。エージェントを通じた参画は、フリーランス新法(取引適正化法)に基づく契約書類の確認・交渉サポートが受けられる点でも安心です。

    (2)ポートフォリオサイトをWordPressで構築・公開する

    「WordPressで制作したサイト」を実際に公開し、コードをGitHubで管理しておくことが案件獲得の重要な武器です。カスタムテーマ開発・AI連携実装・ヘッドレス構成など、2026年のトレンドに沿った成果物を追加することで、高単価案件を検討するクライアントにアピールできるポートフォリオになります。

    (3)フルリモート特化のプラットフォームを活用する

    Remoguのようなフルリモート業務委託案件に特化したプラットフォームを活用することで、地方在住のエンジニアでも東京圏の高単価案件にアクセスできます。スキルタグと過去実績を丁寧に登録し、「継続的に働けるエンジニア」として認識されることが安定した案件獲得の近道です。

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    Remoguは、株式会社LASSICが運営するITエンジニア向けフルリモート業務委託案件のエージェントサービスです。プライム(一次請け)のシステムインテグレータが運営母体のため、技術への深い理解をもとに、スキルに見合った案件をご紹介しています。会員登録・案件閲覧はすべて無料です。

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    (4)Web制作会社・広告代理店へのアプローチ

    直接営業を行う場合、エンドクライアントよりも「仕事のハブ」となるWeb制作会社や広告代理店にアプローチするほうが効率的です。一度関係性を構築できれば継続案件につながりやすく、長期安定収入の基盤となります。エージェントとの並行活用も、安定した案件獲得において有効な戦略です。

    (5)確定申告・フリーランス新法への対応

    業務委託収入が年間20万円を超える場合は確定申告が必要です。取引適正化法(フリーランス新法)により、発注書の交付・保存義務が強化されました。案件参画前に必ず発注書(業務内容・報酬・支払い期日を明記したもの)の取得を確認し、適切に保存してください。

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    まとめ

    WordPressのフルリモート業務委託案件は、2026年現在も旺盛な需要があり、平均月額単価は約61〜62万円(インディバースフリーランス 2026年5月調べ)と安定しています。フルリモート対応案件の比率が高い点は、場所を選ばず働きたいフリーランスの方にとって大きなメリットです。

    2026年のWordPressを取り巻く変化の核心は「AIとの融合」です。WordPress自身がAIアシスタント機能を公式搭載し(2026年2月)、REST APIを通じたAI連携・ヘッドレスCMS設計の需要も拡大しています。「AIを使いこなしてWordPressの価値を高められるエンジニア」になることが、これからのWordPress案件市場における主要な差別化要素です。

    月額80万円超・フルリモートの高単価案件を目指すなら、TypeScript+モダンフロントエンド(React/Next.js)+REST API連携のスキルを習得し、上流工程への参加実績を積み重ねることが有効な道筋です。

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    出典・参考情報

    *1 フリーランスHub WordPress×リモート案件データ(2026年1月)
    *2 フリーランスHub WordPress案件データ(2026年6月)
    *3 フリーランススタート WordPress案件データ(2025年11月)
    *4 インディバースフリーランス WordPress案件解説(2026年5月)
    *5 ハッシンラボ WordPress AI機能解説(2026年2月)
    *6 Chiilabo Note AI時代のWordPress(2026年2月)
    *7 NILTO ヘッドレスCMS解説
    *8 WordPress公式サイト