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    準備なき独立が失敗を招く——フリーランスエンジニアが独立前に絶対やるべき手続き・資金・案件ルートの全知識

    フリーランス独立完全ガイド2026準備手続き案件獲得

    この記事でわかること

    • フリーランス・独立に必要な準備と手続きの全ステップ
    • 2024年11月施行のフリーランス新法(フリーランス保護法)の要点
    • 2026年最新データにみるAI活用と報酬相場の実態
    • 独立後のリスク管理と案件獲得・収入安定のための実践的な方法
    • Remoguのリモートワーク案件で独立スタートを安定させる方法

    「いつか独立したい」。そう思いながら、何年も会社員を続けているエンジニアは多いはずです。「何から始めればいいかわからない」「収入が不安定になるのでは」——その不安は、準備と知識で大きく和らげることができます。2024年には法整備が整い、2026年のAI活用データが示す通り、フリーランスエンジニアの報酬環境は着実に変化しています。この記事では、独立前の準備から独立後の案件獲得まで、必要な情報をまとめてご説明します。

    この記事のポイント

    • 独立の準備は「退職3ヶ月前」から逆算して始めるのが鉄則
    • フリーランス新法(2024年11月施行)により、報酬や契約が法的に守られるようになった
    • 2026年調査で、AIを活用するエンジニアの月単価は非活用層より約10万円高いことが判明
    • エージェント活用が案件獲得の最短ルート。Remoguのリモート公開案件数は3,790件
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    目次

    1. フリーランス・独立とは?基本知識と2026年の市場動向

    フリーランス独立とは基本知識と2026年市場動向

    この記事の回答(要約)
    フリーランスとは、特定の企業に雇用されることなく、案件ごとに業務委託契約を結んで働く個人のことです。総務省の2023年公表データ(2022年調査)では本業フリーランスは209万人。2026年の最新調査ではAIを活用するエンジニアの月単価は平均約80万円に達しています。スキルと働き方次第で収入の可能性が広がっている環境です。*1, *10

    フリーランスとは、特定の企業に雇用されることなく、クライアントや案件ごとに業務委託契約を結んで働く個人のことを指します。デザイナー、カメラマン、システムエンジニアなど、あらゆる業種・職種でフリーランスとして活動する人が増えています。

    フリーランスと似た言葉に「個人事業主」がありますが、これは税務上の区分です。フリーランスとして活動し、税務署に開業届を提出した時点で個人事業主となります。実務上は「フリーランス=個人事業主」として扱われることが一般的です。

    日本のフリーランス人口と増加傾向

    総務省統計局が2023年7月に公表した令和4年就業構造基本調査(調査期日:2022年10月1日)によると、日本の本業フリーランス人口は209万人とされています(男性146万人・女性63万人)。*1 副業を含めると、内閣官房の2020年調査では400万人超と推計されています。*3

    また、内閣府の推計(2019年)によると、就業者全体に占めるフリーランスの割合は本業・副業合わせて約5%程度です。*2 米国では本業フリーランスが就業者の約6.9%を占めており、日本でも同様の増加が見込まれます。なお、総務省2022年調査は2019年以降で初めてフリーランスを基幹統計として把握したものです。2022年以降を対象とした次回調査データは本記事執筆時点(2026年6月)で未公表のため、以下の数値は2022年時点のデータとしてご参照ください。

    表1:日本のフリーランス人口に関する主な調査比較

    フリーランス人口は調査機関や定義によって大きく異なります。調査ごとにフリーランスの対象範囲(副業・法人設立者の含否等)が異なるため、単純比較には注意が必要ですが、いずれも増加傾向にある点は共通しています。

    調査機関調査年フリーランス人口対象の特徴
    総務省統計局(就業構造基本調査)2022年(公表2023年7月)209万人(本業のみ)実店舗なし・雇人なしの自営業主・一人社長
    内閣官房(フリーランス実態調査)2020年462万人(本業214万+副業248万)副業フリーランスを含む
    内閣府(推計)2019年306万〜341万人複数の推計方法を併用

    出典:*1. 総務省統計局「基幹統計として初めて把握したフリーランスの働き方〜令和4年就業構造基本調査の結果から〜」(2023年7月) *2. 内閣府「日本のフリーランスについて」(2019年) *3. 内閣官房日本経済再生総合事務局「フリーランス実態調査結果」(2020年5月)

    フリーランスが増えている背景

    フリーランスが増加している背景には、働き方改革の浸透やリモートワークの普及があります。総務省の資料(2022年10月調査)によると、フリーランスを本業として選択した理由として「自分の都合のよい時間に働きたい」「家事・育児・介護等と両立しやすい」と回答した人の合計が全体の3割を超えています。*1

    フリーランスは単なる「会社を辞めること」ではなく、自分の時間・スキル・収入のすべてを自分でデザインする働き方への転換です。次のセクションでは、その転換を成功させるための具体的な準備ステップを解説します。

    準備なき独立が失敗を招く——では、何をいつまでにやるべきか。

    2. 独立前にやるべき準備リスト(退職3ヶ月前〜退職日まで)

    独立は、ゴールではなくスタートです。退職後に慌てて準備を始めると、案件が途切れ収入が不安定になるリスクがあります。「退職3ヶ月前」から逆算した計画的な準備が、安定した独立の第一歩です。

    スキルの棚卸しと市場価値の確認

    まず、自分が持つスキルと実務経験を整理します。フリーランスに参画を依頼するクライアントは基本的に即戦力を求めているため、「何ができるか」を明確に示す力が直接案件獲得に直結します。一般的に、フリーランスエンジニアとして参画するためには3〜5年程度の実務経験が推奨されています。*4

    スキルの棚卸しと並行して、エージェントへの無料相談を通じた市場価値の把握も有効です。自分のスキルセットが現在の市場でどの程度の単価で評価されるかを事前に知ることが、独立計画の精度を高めます。Findy Freelanceの2026年調査では、フリーランスエンジニアの平均時間単価は5,319円です。*10

    ポートフォリオと案件獲得ルートの整備

    クライアントに自分の実力を示すポートフォリオは、独立前に準備しておく必要があります。過去のプロジェクト概要・使用技術・達成した成果(数値)を明記し、定期的に更新する習慣をつけましょう。NDA(秘密保持契約)対応が必要な場合でも、プロジェクトの概要と技術的アプローチは記述できることがほとんどです。*12

    案件獲得ルートとしては、①前職の人脈・ツテ、②フリーランスエージェント、③クラウドソーシング、④SNS発信の4つを組み合わせることが収入の安定につながります。特に独立直後は、フリーランスエージェントを通じた案件参画が報酬交渉・契約管理のサポートを受けられるため、初めての独立には有効な選択肢です。

    会社員の信用力を活かす手続き

    フリーランスになると収入が不安定と見なされるため、住宅ローン・自動車ローン・クレジットカードの審査が難しくなる傾向があります。これらが必要な場合は、会社員の間に済ませておきましょう。*4 また、退職後14日以内に国民健康保険への加入手続きが必要になります。手続きのタイミングを事前に確認しておくことが重要です。

    表2:フリーランス独立前後のやることリスト

    独立前と独立後では、必要な準備・手続きが大きく異なります。特に独立後の手続きには期限が定められているものが多く、抜け漏れのないよう事前に把握しておくことが重要です。

    タイミング対応項目期限・ポイント
    独立前(退職3ヶ月〜退職日)スキルの棚卸し・ポートフォリオ作成実績は数字で記録する
    エージェント登録・市場価値確認複数エージェントへの登録が有効
    クレジットカード・ローンの手続き会社員の信用力が使えるうちに
    生活費6ヶ月分の資金確保案件空白期間のリスクに備える
    前職人脈の整理・挨拶円満退社が初案件につながる
    独立後(退職日〜1ヶ月以内)開業届の提出事業開始から1ヶ月以内(税務署)
    青色申告承認申請書の提出開業と同時に提出が推奨
    国民健康保険への加入退職日翌日から14日以内(市区町村)
    国民年金への種別変更14日以内(市区町村窓口)
    事業用銀行口座・クレジットカードの開設公私の経費分離のため早めに

    準備リストが整ったら、次は独立後の実務手続きです。特に期限がある手続きを押さえておきましょう。

    3. 独立後の手続き:開業届・健康保険・確定申告

    会社員が当然のように受けていた社会保障や税務処理は、フリーランスになると全て自己責任となります。ここでは特に重要な3つの手続きについて解説します。

    開業届と青色申告承認申請書

    フリーランスとして事業を始めたら、事業開始から1ヶ月以内に税務署へ「個人事業の開業・廃業等届出書(開業届)」を提出します。*5 開業届を提出することで、事業主として正式に認定され、屋号での銀行口座開設が可能になります。なお、開業届の提出自体に費用はかかりません。

    開業届と同時に「青色申告承認申請書」も提出しましょう。青色申告では、最大65万円の特別控除が受けられるほか、赤字の3年繰越控除、家族への報酬の経費計上など節税上のメリットがあります。*5

    インボイス制度への対応も確認しておきましょう。2026年10月以降、インボイス未登録の事業者からの仕入れに対するクライアント側の仕入税額控除が70%に引き下げられます(2026年9月末まで経過措置として80%)。企業向け(BtoB)の開発案件を中心に参画する予定のエンジニアの方は、取引先からインボイス登録事業者であることを求められるケースが増えています。開業届と同時に適格請求書発行事業者の登録申請を行うと、手続きをまとめて完了できます。詳細は国税庁の「インボイス制度特設サイト」またはお近くの税務署にご確認ください。

    健康保険の選択肢

    退職後は、会社の健康保険から外れるため、新たな加入先を選ぶ必要があります。主な選択肢は3つです。

    • 国民健康保険(市区町村):収入に応じた保険料。退職日翌日から14日以内に手続き
    • 会社の健康保険の任意継続:退職後最大2年間継続可能。ただし会社負担分も全額自己負担となる
    • 家族の社会保険の被扶養者:年収130万円未満の場合に選択できる場合がある

    どの選択肢が有利かは、前年の収入や家族構成によって異なります。独立初年度は収入が低くなりやすいため、国民健康保険の減額・減免制度の有無を各自治体の公式サイトで確認することをおすすめします。

    確定申告のポイント

    フリーランスは毎年2月〜3月に前年分の確定申告が必要です。2025年分(2025年1月〜12月)の申告期間は2026年2月16日(月)〜3月16日(月)となっています。*6

    年間所得が48万円(2025年分の所得税の基礎控除額)を超えた場合、確定申告が必要です。なお、税制改正の動向により控除額が変わる場合がありますので、詳細は国税庁の最新情報または税理士にご確認ください。*6,*7 HiProの「副業・フリーランス人材白書2025」では、フリーランスが抱える課題として「確定申告が面倒・難しい」と回答した人が最も多く、ハイクラス層で28.2%、メンバークラス層では33.6%に上っています(n=調査回答者全体)。*8 独立前から会計ソフトを導入し、日々の記帳を習慣化することが確定申告の手間を軽減します。

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    手続きを理解したら、次は法律面の変化を押さえておきましょう。2024年に施行された新法は、フリーランスの権利を大きく変えました。

    4. 2024年施行「フリーランス新法」で何が変わったか

    2024年11月1日、「特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律」(フリーランス・事業者間取引適正化等法)が施行されました。*9 これにより、個人として業務を受けるフリーランスが法的に守られる環境が初めて整備されています。

    フリーランス新法の概要

    この法律の対象となる「フリーランス(特定受託事業者)」は、従業員を雇用しない個人または一人社長です。*9 発注側の企業(特定業務委託事業者)には、以下の義務が課されています。

    • 取引条件の即時明示:業務委託をした際、直ちに書面またはメール等で9つの取引条件を明示しなければなりません
    • 60日以内の報酬支払い:物品等の受領日から60日以内に報酬を支払うことが義務化されました
    • 7つの禁止行為:受領拒否・報酬の減額・返品・買いたたき等が1ヶ月以上の委託に対して禁止されています
    • 育児・介護への配慮:6ヶ月以上の委託の場合、育児や介護と業務の両立について配慮が義務付けられます
    • 契約解除の予告:6ヶ月以上の継続委託を解除・更新しない場合、少なくとも30日前の予告が必要です

    表3:フリーランス新法と下請法の主な違い

    フリーランス新法と既存の下請法はともにフリーランスを保護するための法律ですが、適用対象と保護の範囲が大きく異なります。特に「従業員の有無」という基準の導入により、資本金規模に関わらず幅広い発注者が規制対象となりました。

    比較項目下請法フリーランス新法(2024年施行)
    規制対象の基準発注者の資本金(1,000万円超)従業員の有無(業種・資本金不問)
    適用範囲資本金要件を満たす法人のみ従業員を使用する全ての発注事業者
    報酬支払期日60日以内(原則)60日以内
    取引条件の明示義務あり義務あり(9事項を書面・メールで)
    就業環境の整備規定なし育児・介護への配慮義務あり
    契約解除の予告規定なし6ヶ月以上の委託に対し30日前予告が必要

    出典:*9. 政府広報オンライン「フリーランスが安心して働ける環境づくりのための法律、2024年11月からスタート!」(2024年)/ 公正取引委員会「2024年フリーランス法特設サイト」

    独立を検討するエンジニアへの実務的影響

    フリーランス新法の施行により、これまで口頭や慣行で曖昧だった報酬・契約条件が書面で明示されるようになりました。フリーランスとして新たに業務委託契約を結ぶ際には、発注者側に取引条件の書面明示が義務付けられていることを確認しましょう。

    フリーランストラブル110番(電話:0120-532-110、受付:平日9:30〜16:30)では、契約上・仕事上のトラブルについて弁護士に無料相談できます。*9

    法整備が整ったことで、フリーランスの収入環境も変わっています。2026年の最新データで報酬相場を確認しましょう。

    5. 2026年最新データで読む報酬相場とAI活用の実態

    2026年最新フリーランスエンジニア報酬相場とAI活用実態

    独立を考えているエンジニアにとって、最も気になるのは「実際にどれくらい稼げるのか」という点でしょう。2026年の最新データは、フリーランスエンジニア市場の変化を明確に示しています。

    フリーランスエンジニアの平均月単価

    エンジニアプラットフォーム「Findy Freelance」がIT/Webフリーランスエンジニア265名を対象に実施した2026年最新調査によると、平均月単価は約80万円(時間単価5,319円)でした。*10 経験年数別では、3〜5年で月60〜80万円、5年以上で月80〜100万円以上が目安とされています。ただし、これはFindy Freelanceに登録するエンジニアの平均値であり、フリーランスエンジニア全体の代表値ではない点にご留意ください。

    一方、正社員エンジニアの平均年収は厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」によると557.6万円です。*11 Findy Freelance登録者の平均月単価80万円(年換算960万円)と比較すると大きな差があります。ただし、フリーランスは経費・社会保険料(国民健康保険・国民年金)を全額自己負担するため、手取りは単純計算とは異なります。

    AI活用の有無が報酬に直結する時代

    2026年の注目データは、生成AIの活用度が月単価に直結しているという点です。Findy Freelanceの2026年調査(n=265)では、コードの50%以上をAIで生成している層は、活用度の低い層(25%以下)と比較して月単価が約10万円高いことが判明しています。*10

    また、フリーランスエンジニアの81.9%が「AIによって生産性が向上した」と回答している一方で、生産性が向上した層のうち実際に月単価が上がったのは約4割にとどまっています。*10 AIを使っているだけでは不十分で、AIを活用して高付加価値な仕事へのシフトができているかどうかが、2026年以降の報酬の分岐点です。

    表4:職種別フリーランスエンジニアの月単価相場(2025〜2026年)

    下表は、2025〜2026年のフリーランスエンジニアの職種別月単価相場の目安をまとめたものです。AI・機械学習系やクラウド/SRE系が特に高単価となっています。実際の単価はスキル・経験年数・案件の稼働条件によって変動します。なお、表中の「AI関連案件は前年比約2倍」はエンジニアファクトリー(2025年1月〜2026年3月の6,813件分析)の調査に基づきます。月単価の数値はRemogu編集部が各種公開情報を参考に作成した目安です。

    職種月単価相場(目安)需要動向
    AI・機械学習エンジニア80万〜150万円急増(AI関連案件は前年比約2倍)
    クラウド/SRE・DevOpsエンジニア75万〜100万円高需要(AWS/GCP/Azure)
    フロントエンド・バックエンドエンジニア60万〜90万円安定需要(React/TypeScript/Go等)
    PM・プロジェクトマネージャー80万〜120万円高需要(AI導入対応のマネジメント需要増)
    モバイルアプリエンジニア65万〜95万円安定(iOS/Android継続需要)

    出典:*10. ファインディ株式会社「Findy Freelance 2026年調査プレスリリース」(2026年3月) ※ AI関連案件倍増はエンジニアファクトリー調べ(2025〜2026年分析) 月単価はRemogu編集部調べ(市場公開情報を参考に作成)

    AIとの向き合い方:2026年フリーランスエンジニアに求められること

    2026年時点で、開発現場でAIコーディングアシスタントが使われていないケースはほぼありません。GitHub CopilotやCursorといったAI統合型ツールは、フリーランスエンジニアの実務で広く使われています。*12

    重要なのは、AIが生成したコードを「そのまま使う」のではなく、「設計意図と整合させながらレビューする」能力です。AIを活用して生産性を上げるだけでなく、より高度な設計・上流工程へのシフトがクライアントからの信頼と高単価につながります。*12

    報酬の実態がわかりました。では、独立でつまずきやすいのはどんなケースでしょうか。失敗パターンと回避策を確認しておきましょう。

    6. 独立が失敗しやすいケースと回避策

    フリーランスへの独立が失敗しやすい主な要因は、「案件が途切れる」「資金が底をつく」「孤立・メンタルの不調」の3つに集約されます。それぞれの回避策を整理します。

    案件が途切れる → 複数ルートの案件源を確保する

    独立直後に最も多いのが、案件が途切れて収入がゼロになるケースです。回避策は、案件ルートを複数持つことです。前職の人脈・エージェント・クラウドソーシングの少なくとも2ルートを確保し、どれか1つが途絶えても次が動いている状態をつくります。エージェントに登録しておくと、案件の紹介から報酬交渉のサポートまで一括して受けられます。

    経験年数と独立タイミングの見極め

    独立のタイミングを見誤ると、参画できる案件の幅が狭まります。フリーランスエンジニアとして案件を獲得するには、一般的に3〜5年程度の実務経験が目安とされています。*4 「スキルの棚卸し → エージェントへの市場価値査定相談 → 独立」という流れを踏むことで、独立後の収入水準を事前に把握できます。

    資金が底をつく → 生活費6ヶ月分を準備する

    独立後、最初の案件参画まで1〜3ヶ月かかるケースがあります。その期間の生活費と社会保険料(国民健康保険+国民年金)を合わせた6ヶ月分の資金を確保しておくことが、焦らずに案件を選ぶ余裕をつくります。

    孤立・メンタルの不調 → コミュニティへの参加

    フリーランスは孤独を感じやすい働き方です。定期的にエンジニアのコミュニティや勉強会に参加し、同業者との横のつながりを維持することが、情報収集とメンタルの安定の両方に役立ちます。

    失敗パターンを把握した上で、最後は案件獲得の具体的な手段を確認しましょう。

    7. 独立後の案件獲得方法:エージェント活用が最速の理由

    フリーランスとして独立した後、最初の壁になるのが「案件の獲得」です。HiProの「副業・フリーランス人材白書2025」によると、フリーランスが直面する課題として「新規案件の獲得が難しい」「継続的に案件の獲得ができない・難しい」といった回答が目立っています。*8

    案件獲得の主な方法と特徴

    独立後の案件獲得ルートは大きく4つあります。それぞれの特徴を把握した上で組み合わせることが、収入の安定につながります。

    • 人脈・紹介:独立初期に最も有効。前職での関係が直接案件につながることが多い
    • フリーランスエージェント:案件紹介から報酬交渉・契約管理まで一括サポート。フリーランス新法対応の契約書確認も受けられる
    • クラウドソーシング:実績が少ない段階での小規模案件獲得に有効
    • SNS・自己発信:長期的なブランド構築に有効。即効性は低い

    特に独立直後は、フリーランスエージェントの活用が収入安定への一手です。エージェントを通じた案件参画では、クライアントとの報酬交渉・契約書作成の代行サポートを受けられるため、独立されたばかりの方が本業の業務に集中しやすい環境が整っています。

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    Remogu(株式会社LASSIC運営)は、リモートワーク案件に特化したフリーランスエンジニア向けのマッチングサービスです。公開登録案件数は3,790件(うちフルリモート1,428件)を取り扱っており、独立後にリモートで安定した案件参画を目指すエンジニアの方に向けた案件が揃っています。なお、実際のご紹介案件はご登録後に担当エージェントよりご提案します。

    Remoguではリモートワーク案件の中から、フルリモート(全体の約40%)とハイブリッド(約60%)を組み合わせて選択できます。居住地や家庭の事情に関わらず、自分のライフスタイルに合わせた働き方を選べる点が、独立初期に案件参画の選択肢を広げます。なお、会員登録・カウンセリングは無料でご利用いただけます。

    表5:案件獲得方法の比較(フリーランス独立後)

    下表は、フリーランス独立後の主な案件獲得方法を比較したものです。各方法に一長一短があり、独立フェーズや目指す働き方によって最適な組み合わせが異なります。

    獲得方法即効性報酬水準サポート向いているフェーズ
    人脈・紹介交渉次第なし独立直後(前職つながりがある場合)
    フリーランスエージェント中〜高中〜高手厚い独立直後〜安定期
    クラウドソーシング低〜中なし実績ゼロの段階
    SNS・自己発信交渉次第なし安定期以降(ブランド構築)

    8. まとめ

    • 独立の準備は退職3ヶ月前から。スキルの棚卸し・資金確保・エージェント登録・人脈整理を計画的に進めることが、独立後のスムーズなスタートにつながります。
    • 開業届・青色申告・健康保険の手続きには期限がある。開業届は事業開始から1ヶ月以内、国民健康保険の加入は退職日翌日から14日以内という期限を守りましょう。
    • 2024年施行のフリーランス新法で、契約・報酬が法的に守られるようになった。取引条件の書面明示・60日以内の報酬支払いが義務化されています。
    • 2026年のAI活用データが示す通り、生成AIを活用するエンジニアの月単価は非活用層より約10万円高い。生産性向上にとどまらず、高付加価値な仕事へのシフトが鍵です(Findy Freelance 2026年調査、n=265)。
    • 失敗を避けるには「案件の複数ルート確保」「生活費6ヶ月分の資金」「コミュニティへの参加」が有効。孤立と資金不足が独立失敗の主因です。

    独立は、選択肢を増やす行動です。一歩を踏み出す前に、今日できる準備を一つ始めてみてください。Remoguは、その一歩を後押しします。

    9. よくある質問(FAQ)

    Q1. フリーランスとして独立するのに資格は必要ですか?

    フリーランスになるために必須の資格はありません。ただし、独立後に困らないよう3〜5年程度の実務経験と、自分のスキルを示すポートフォリオを事前に整えておくことが重要です。エンジニアの場合は、扱える言語・フレームワーク・参画実績を具体的に記録しておきましょう。

    Q2. フリーランス独立後、最初の案件はどうやって獲得しますか?

    前職の人脈・ツテが最も即効性があります。同時にフリーランスエージェントへ登録しておくことで、案件の紹介から報酬交渉まで一括サポートを受けられます。実績がゼロの段階ではクラウドソーシングも有効です。独立後は複数の獲得ルートを組み合わせることが収入安定の鍵です。

    Q3. フリーランス新法はいつから適用されますか?

    フリーランス新法(フリーランス・事業者間取引適正化等法)は2024年11月1日に施行されています。従業員を使用する全ての発注事業者が対象で、資本金規模にかかわらず適用されます。新たに業務委託契約を結ぶ際には、取引条件の書面明示が発注者側に義務付けられていることを確認しましょう。

    Q4. 独立後の確定申告はどうすればいいですか?

    フリーランス(個人事業主)は年間所得が基礎控除を超えた場合、毎年2〜3月に前年分の確定申告が必要です。青色申告を選択すると最大65万円の特別控除が受けられます。開業届と同時に「青色申告承認申請書」を提出し、会計ソフトで日々の記帳を習慣化しておくと手間が大幅に軽減されます。

    Q5. Remoguのリモートワーク案件はフルリモートのみですか?

    Remoguには、フルリモート案件(1,428件)に加え、ハイブリッド(一部リモート)案件も含まれており、公開案件総数は3,790件です。フルリモートが全体の約40%、ハイブリッドが約60%という構成です。独立後の働き方の希望に合わせて案件を選べます。

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    Remoguは、株式会社LASSICが運営するITエンジニア・デザイナーに特化したフルリモートワークの案件サイト(エージェントサービス)です。
    90%以上の案件がフルリモート可能で、地方在住者や副業・フリーランスが、場所にとらわれず都市部の高単価案件を獲得できるのが特徴です。

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    出典・参考情報

    *1 総務省統計局「基幹統計として初めて把握したフリーランスの働き方〜令和4年就業構造基本調査の結果から〜」(2023年7月)
    *2 内閣府「政策課題分析シリーズ17(要旨)日本のフリーランスについて」(2019年)
    *3 内閣官房日本経済再生総合事務局「フリーランス実態調査結果」(2020年5月)
    *4 一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会「フリーランス白書2025」
    *5 国税庁「No.2072 青色申告特別控除」
    *6 国税庁「確定申告」
    *7 弥生株式会社「フリーランスは開業届を出すべき?」(2026年4月更新)
    *8 HiPro「副業・フリーランス人材白書2025」
    *9 政府広報オンライン「フリーランスが安心して働ける環境づくりのための法律、2024年11月からスタート!」(2024年) / 公正取引委員会「2024年フリーランス法特設サイト」
    *10 ファインディ株式会社「Findy Freelance 2026年調査プレスリリース」(2026年3月)
    *11 厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」(2024年)
    *12 秋霜堂株式会社「フリーランスエンジニアに必要なスキル2026年版」(2026年5月)